横濱エアジン(2024/3/28)。
Keizo Mizoiri 溝入敬三 (b)
4年ぶりに同じ場所で聴く溝入さんのコントラバスソロ。名オリジナル<小吉の夢>日英版、バッハ、林光、クセナキス。クセナキス!
本を書くために2時間くらいお話を聴いたことがあって、その語り口が音楽にもなっていることを実感。やさしくもあり包まれるようでもあり、素晴らしかった。せっかくなのでご著書『こんとらばすの虎の巻』とCD『Contrabass Playhouse』にサインをいただいた。ちなみにコントラバスの項にはこのように書いてある。これが反転してコントラバスの魅力になる。
「たまにソロを弾かされることもあるが、情けないメロディーを少しでも上手に弾くことができれば、チェロのようだヴァイオリンのようだと言われる。誰もコントラバスなんかに期待していないのだ。なんて可哀想な楽器。この楽器に何か可能性があるのか、未来はあるのか?」
Fuji X-E2, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M), 7Artisans 12mmF2.8
●溝入敬三
溝入敬三@横濱エアジン(2020年)