ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書その18(聖女の救済)

2012-07-17 22:11:32 | 読書

東野圭吾さんのガリレオシリーズ『聖女の救済』です。

実に読み応えがあって、面白かったです。

思いもよらぬ視点から書かれているのですよ。犯人はすでにわかっているのですが、読み進むうちに、もしかすると犯人は違う人?、どんでん返しがあるの?など、先が読めない楽しさがありました。

同じガリレオシリーズの長編『容疑者Xの献身』より私は好みです。

ただ犯人を追い詰めるだけでなく、登場人物の人間描写が実に面白かったです。お馴染みの刑事2人がちょっとギクシャクするくだりも、どうなるのかな~~と考えたりね。

ドラマで柴崎コウちゃんが演じた内海刑事が、福山雅治の音楽を聞く場面があるのだけど、これは作家・東野さんの遊び心なのかな~~

最後の最後に、タイトル『聖女の救済』の意味が分かりました。な~~るほど!!とスッキリです。

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