日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2017年7月22日~23日 【バイク】CB1300SF(SC54)で「絶景ロード」走りつぶし・山梨~長野~群馬編(2)

2017-08-17 06:20:52 | バイク・自転車
 起きたら宿は霧の中。むー、さすが(北)軽井沢。ところが朝食を摂ってたらサーっと雨の音が。何てこったい、せっかく部屋で濡れ物一式を乾かしたのに…宿の玄関でしっかり装着して出発、トホホ。ここの駐車場は火山礫みたいな砂利でこれまでで一番バイク押すのに苦労した。

(5)嬬恋パノラマライン
 宿のすぐ近くから始まる、嬬恋村をぐるりと回る道。走り始めるとキャベツの匂い。あちこちの畑で収穫&出荷作業をしている。自然相手だと休日も雨も関係なしか、ご苦労様です。そうだよね嬬恋ってキャベツ以外で聞いた記憶あまりないもんね。
 アップダウンを繰り返しながら大半がキャベツ畑の中を走る。R144を境に看板には「南ルート」と「北ルート」を表わされていた。パノラマラインと言わずキャベツロードにしてはとも思ったが、将来転作でもしたら困るか。要は観光道でなくキャベツの農耕、出荷トラック用に整備された道なのだ。そのため畑から出てきた車が遺した土が盛大に路面にあり、バイクはドロドロに…途中わずかだが原生林の中を走る区間もあり、霧と雨の中を幻想的なライディンッグができた。

 県道59号に突き当たり、予定では左折して山手に向かい「志賀草津道路」「上信スカイライン」を走る予定だったが、この合流点すらうっすら白く覆われており、山手は真っ白い雲の中。出発前のチェックでも志賀高原の降水確率は夕方まで70%。諦めて帰宅することにした。R144に出てR406に入る。こんな国道あったっけ?しかし古道らしく、途中で須賀尾宿などという旧跡を通る。空いている道を延々と走って高崎、R17を南下し本庄児玉ICから関越道に乗った。雨は小降りになったものの止まない。幸いまだ渋滞はなく、環八だけがネックだった。CB1300は40km走行でも水温が110℃近くになってファンが回るので精神衛生上よろしくない。自宅付近までポツポツと降られ続け、帰宅して昼食、昼寝から覚めると青空が広がっていた。何なのこの雨男ぶりは…宿でしっかり装備をしたため全く濡れることなく帰宅できたが、帰宅後に手入れしようと見るとブーツカバーの底がボロボロになっていた。使いすぎだよ、まったく!でも空いた道をあちこち走り回れて良かったな。今日は終日雨だったので写真は撮らなかった。

 本日の走行距離:約250km
 今回の累計走行距離:約770km
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2017年7月22日 【食べ物】松本市・がったぼうず

2017-08-16 20:38:02 | 食べ物・飲み物
 ビーナスラインから美ヶ原高原道路を走って松本市街へ降りてきたところで昼食の時分となった。我ながらナイスな時間配分。店の多いこの街で昼食して午後の部にするとしよう。長野に来たのだからもちろん蕎麦…ではなく敢えてラーメンを食す、どういうわけだかこの街にはラーメン屋が多い。学生が多いのかな?自分の走行ルートからさほど離れていない店を物色し訪問した。場所は浅間温泉の入り口なので観光客も立ち寄りそうな場所だが、実際はどうだろうか。

 北海道で味噌、醤油と食べたので今週は塩系を食べたいナーと思いつつメニューを見るとこの店は鶏ガラ出汁がウリっぽい。「こってり」と「あっさり」があり、「あっさり」をチョイス。濃厚白湯鶏そばとかってあるけど、あんまり好きじゃないから。しかし今日のセレクトはグッド、あっさりしつつもしっかり出汁の出たスープはさほど香らないものの口の中に旨味が広がる。久しぶりに鶏系でスッキリした味わいのラーメンを食べた。

 ラーメン屋らしくないオシャレな内装の店内、ひょっとして時間帯によっては喫茶店でも?と思うほどだが厨房には大きな寸胴が並び紛れもなくラーメン屋。満足して午後のスタートに向かった。
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2017年7月22日~23日 【バイク】CB1300SF(SC54)で「絶景ロード」走りつぶし・山梨~長野~群馬編(1)

2017-08-16 06:19:55 | バイク・自転車
 北海道から帰ってきたばかりだけど、今週も走りに行きますよ!第一目的は群馬県での宿泊、その行程で「絶景ロード」を走る。プランニングしたが時間配分がわかりません…とりあえず早出するに限る。4時半起床、5時出発。中央道に乗るのに初めて府中スマートICを使ってみた。これまでより早いかな?子供の夏休み初日だからか、朝6時だというのに小仏トンネルで渋滞が始まっていた…

(1)ビーナスライン
 諏訪ICで降り(山に入るので)給油、R152から標識に従い県道192号へ。次第に標高が上がり車が少なくなり快適に。白樺湖を過ぎると雄大な景色、途中明るい白樺林の中を抜けたり(写真)。この辺りこがハイライトかも?和田峠から奥へ奥へと入って行く。美ヶ原へ入る最後の区間は深い緑の中。けっこうな高速でやってくるツーリングライダーたち、ちょっと危ない。美ヶ原高原美術館前の大駐車場に着くと10時の鐘が盛大に鳴って出迎えてくれた。天気は良いのだけど雲で見晴らしは今一つ。

(2)美ヶ原高原道路
 県道464号~県道62号と繋いで美ヶ原の反対側へ。この区間は舗装の荒れた林道レベル、林の中で暗いこともあり気を遣う。しかし最後の数キロだけパアッっと視界が開け、それまでの憂鬱を吹き飛ばしてくれた。こちら側にはハイキング客が多く、ハイキングツアーのバスも来ていた。
 県道62号から美ヶ原林道を下って松本市街へ抜け、昼食(別項)ののち午後の部へ。

(3)高ボッチスカイライン
 松本市街で県道63号を走り、崖の湯を目指して山へ向かう。ここの入り口が判り辛かった。あとはひたすら林道、取り回しにも慣れ不安はなく、大トルクを活かしドロドロと上ってゆく。鬱蒼とした森を抜け明るくなると高ボッチは近い。高ボッチに来たのは3度目だが、最近お気に入りのアウトドアコミック「ゆるキャン△」にも出てくる「聖地」にこんな形で来るとは!松本側と諏訪湖側、両方の展望(同時には見られない)を楽しむがこれから行く方向に怪しい雲が…怪しくても行くしかないのでR20塩尻峠に向け走り始めるが、どこまで行っても林道。昔はもっと広く感じたのだが、木が育ったせいだろうか?旧中山道を通って国道に出た。岡谷ICから中央道で小淵沢ICまで「ワープ」する。

(4)八ヶ岳高原道路
 小淵沢ICで降り県道11号を走る。車が殆どおらず超快適、ペースがあがるのを抑えるのに苦労する。ここは北海道じゃないぞ~(笑)。過去にも走った道だが今日が一番空いていた。スカイラインではないが気持ちよい林間の道。
 清里からR141で小諸へ向かう途中、遂に雨が降り出した。最初のは先で青空が見えていたのでそのまま突っ切ったが、佐久市では「お先真っ暗」これはアカンとコンビニの軒先で雨具を装着、北海道でぐしょ濡れになった反省からグラブとシューズのカバーも忘れずに。小諸からR18で中軽井沢を目指すが途中で道幅いっぱい水溜りができていて参った。明日は山に向かうので追分で給油、中軽井沢からR146。

(5)鬼押ハイウェー
 雨のため薄暗くなってきた中、本日最後の「絶景ロード」。確かにここの異様な区間はランクインできる。延々とした直線が続くここと並ぶのは東富士道路くらいか?前にも後にも車はおらず、映画のワンシーンのよう。逆にスピードを落として孤独感を楽しんだ。

 北軽井沢の宿に迷って到着、驚いたことに夕食はタイスキ、しかもタイビールがあった!厨房担当はタイ人、ユニークでアローイ(美味しい)な経験ができた。肌触りの良い大浴場は麦飯石ヘルストンだって。早朝出発+最後の雨天走行は十分に癒された。

 本日の走行距離:約520km
 今回の累計走行距離:約520km

 北軽井沢高原ホテル
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2017年7月21日 【バイク】CB1300SF(SC54)ちょっと早目の12ヶ月点検+α

2017-08-15 20:16:51 | バイク・自転車
 昨年9月に中古新規の車検を取得した「親ガメ(もしくは「北の釧路市」)号」。先週の北海道ツーリングで一気に走行距離が増えオイル交換時期を大幅に超えてしまったこともあり、少し早いが12ヶ月点検に出した。だってこの週末もお出かけ予定なんですもの、この炎天下に劣化したオイルで走るってのは気分的にも宜しくない。土砂降りの中を走ってチェーンもひどいコンディションなのが見て判るし。

 バイクのメンテナンスに関してはド素人なので、自分であれこれやらず(時間もない)昨晩ディーラーへ持ち込んだ。オイル交換を第一、バッテリ充電をを第二、そしてその他の点検を第三、最後にツーリングで汚れきった車両の洗浄を第四という優先度でお願いして今晩引き取り。作業を急いでくれたメカさんに感謝。

 オイルは純正品(ホンダウルトラG2)で交換。点検の結果プラグも交換。他に交換部品はなかったが前タイヤが限界までもう少し、バッテリがギリギリ、エアクリーナも遠からず交換要とのことだった。総費用2万円ちょっと、綺麗に洗車された車両を見ていると高いと思わないからやっぱりオヤジだな。時間と技術を買いました。
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【本】小林ゆき著 「出たとこ勝負のバイク日本一周<準備編>」(エイ文庫)

2017-08-15 20:03:22 | 本・映画・展覧会
 少し前に本書の続編となる「実践編」を先に読んでしまい捲土重来、いや意味違うから!
 本書は著者の幼少時からの経歴、バイクにハマった経緯、そして日本一周ツーリングのための準備作業について書かれている。なんか母親に抑圧された可哀想な子供時代で、その反動が大学生あたりで出てきちゃったようですね。

 そうした身の上は気の毒だなとは思う。でもそれと、準備やライディングなど、オートバイ関連で書かれている内容のレベルの評価はリンクしない。辛口に観てしまうのは自分が年寄りだからかな?このくらいの年齢ならこのレベルなんだろうか、どうにも自意識過剰+思慮不足が鼻についてならない。甘ぇよふざけんな、な感じなんだな。

 でも、彼女は経験を積み今でもオートバイの業界で仕事をしている。なので、本書に書かれている姿は「青臭かった昔のワタシ」であり今は思慮深く分別をわきまえたオトナなのだろう。そう信じたい。まぁ業界がマトモかどうか、正直アヤシイところではあるのだけれど。

 2017年7月10日 通勤電車にて読了
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2017年7月19日 【仕事】春はあげもの、夏はなべ

2017-08-14 20:55:14 | 仕事
 今日はちょっと枕の掃除、いや枕草子みたいなタイトルにしてみましたよ♪

 会社の鉄道愛好会の月例会、そのあとで先日の運河クルーズ+航空機整備工場イベントの打ち上げ。メニューにもつ鍋があるので締め?に頼んでしまいました。

 夏の鍋、いいね。
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【本】佐藤信之著 「通勤電車のはなし」(中公新書)

2017-08-14 06:51:32 | ノンジャンル
 通勤電車のはなしなら通勤電車の車中で読みたかったのだが、返却日が迫っており急いで読まなければならず休日の電車で読むことになってしまった。うーん残念…

 たぶんスリかチカンをする人以外、通勤電車が好きな人はいまい。いや、あの人混みに流され漂う感じが良いのだとかエッセイに書きそうな作家くらい居るような気もするが。圧倒的多数の乗客は、できれば乗りたくないはずだ。本書は、その通勤電車はいつ頃うまれたのか?時代に伴う変遷は?混雑緩和の方策は?これからも「痛勤」は続くの?などがコンパクトに纏められている。

 読んで通勤電車で過ごすのがラクになったり、或いは好きになったりすることはないと思う。でも少しはこんな環境を受け容れると言うか我慢の限界のハードルが上がると言うか、心の余裕を持って電車に乗れるようになる…かもしれない(保証はしません)。

 2017年7月8日 実家へ向かう電車車中にて読了
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2017年7月19日 【バイク】陸のYaeh!!

2017-08-04 20:57:52 | バイク・自転車
 サザンオールスターズ(SAS)に「海のYeah!!」と言うアルバムがありますが、今日のタイトルはそれを真似しました。「Yaeh!!」(ヤエー)ですよ!誤植じゃないよ!元は誤読らしいけど(笑)…詳細はこちらのページ見てネ♪広大な陸地・北海道のツーリングで思ったことを。

 北海道をバイクで走ってるとライダー同士挨拶をするのが普通で、無い方が珍しいほど。もちろん札幌市内とかはそうでもないだろうけど、郊外でしかも格好見れば大抵はツーリングライダーって判るんで。追い越すときも手を挙げて、ミラーで相手も手を挙げてるのが見えてニンマリしちゃう。バイクの種類や排気量、関係なし。挨拶の仕方も軽く片手を挙げる人、大きく挙げる人、さらに手を振る人とさまざま。今回は手を振る人が多かったように感じたのは、天気が悪い時間が長く「お互いガンバロウ!」って気持ちが表れていたのかもしれないな。

 かく言う私、手を振るだけでは飽き足らずステップの上に半立ちしたり左手プラス両足も上げて「ヤエー!!」してましたよ、ベテランの余裕(笑)。同じビキニカウル+トップケース+デイパック背負って走ってたYBR125の時より「反応率」が良かったのは「ウエアのせいじゃないですか?」おぅふ、確かに前はスノボジャケットにジーパンだったからね…気持ちは見えなくて装備は見えるからね。

 みんなもツーリング行ったらライダー同士あいさつしようね?何だかそれだけで楽しいよ!
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2017年7月14日~18日 【バイク】CB1300SF(SC54)で北海道弾丸ツーリング(5)

2017-08-04 06:44:29 | バイク・自転車
 7月18日、5日目。乗船して濡れ物を干して、風呂に入ってリラックスし、無事に回り終えた乾杯をした頃に「さんふらわあ だいせつ」は出航した。帰りは乗用車ふくめガラガラ、バイクは8台しか積んでいないのでノビノビ。

 ゆっくり眠って起き、本船にレストランはないので自販機の冷凍食品で朝昼を済ます。風呂→読書→寝るのループ。帰りもベタ凪ぎである。

 19時半に大洗に到着(写真)、まだ空いている日帰り温泉へ、併設の食堂で大満足の定食を食べていよいよ帰宅。R51~東水戸道~北関東道~常磐道と快調に走ったが首都高6号線で工事渋滞に捕まった。夜の渋滞もイヤだねぇ…都心を抜けて神奈川へ、最後にガソリンを満タンにして23時半に帰着。

 猛暑に大雨と天気はツイてなかったが、それでもビッグバイクならではの走りで短期間ながら長距離を走れたことは楽しかった。事故もトラブルもなく済んだし、これで友人氏が「来年は道南か道東へ行きましょう!」と北海道ツーリングを気に入ってくれれば良いのだけど。お疲れ様でした!(おわり)

 本日の走行距離:約150km
 今回の累計走行距離:約1,920km
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【本】斎藤美奈子著 「文庫解説ワンダーランド」(岩波新書)

2017-08-03 20:49:58 | 本・映画・展覧会
 文庫本の多くには巻末に著者以外が書く「解説」のページがある(なぜか新書には滅多にない)。この「解説」についての本書はめちゃくちゃ面白かった。

 まずは解説の「形態」について分類されている。文藝(文学)上の価値について記したもの、解説者の(どうでも良い)個人的な体験を絡めたもの、著者に「全面追従」なものなど。なるほど明快な分類だ。どこかに掲示しておけば、読む文庫ごとに「この解説は(b)タイプだな」と尤もらしく頷けるではないか(笑)。

 そして、同じ作品だが出版社ごと、或いは版による解説の違い。この部分は本当に労作と思える。(まぁ本書執筆のためにいちいち本文は読んでないかもしれないが)同じ作品を時には3つも4つも、その解説を取り上げ解説著者や時代背景などを考慮しながら比較検討そしてツッコミいれまくり。意義ありを唱える人は少ないだろう。

 もしこれまで文庫を読んでも解説を読むことがない人がいたら、まずは本書を読んで解説の面白さを知り、そして本当に解説を読んで本を丸ごと味わって欲しいものだ。

 2017年7月5日 通勤電車にて読了
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