A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(5)システィーナ礼拝堂

2007年11月04日 16時30分16秒 | 地中海紀行
(10月20日  続き)
バチカン美術館の回廊を展示美術品を見学しながら歩み進めてゆくと
システィーナ礼拝堂入り口に到着。
本日のハイライト。
愈々ミケランジェロとの再会で期待が高まる。

高さ18メートルのドーム型礼拝堂内部は見学者で込み合っている。
正面に十字架とキリスト像 それをバックに天井まで
ミケランジェロの「最後の審判」が描かれている。
信仰心ではなく有名な美術品を鑑賞出来たという心の高ぶりで
一瞬 全ての音が消えた。
将に息を飲むような感じだ。





上の「最後の審判」の絵の中心部分に描かれているキリストが
イケメンで筋骨隆々の肉感的なのが深刻な絵の中で微笑ましい。
ミケランジェロの恋人をモデルに描いたとのこと、
ミケランジェロは男色だったのか、
一風変わった解説に何故か納得した。



天井のアダムと創造主も画集で何時も見ているが今回は望遠鏡持参で
とくと漆喰の割れ目まで鑑賞した。
映画「ET」のあの場面はこの絵からのパクリだ。



礼拝堂の出口近くの壁にはローマ市の鍵を渡す聖人のフレスコ画がある。
印象に残った絵だ。



システィーナ礼拝堂の出口はサン・ピエトロ大聖堂に続いている。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(4)バチカン美術館

2007年11月04日 12時06分38秒 | 地中海紀行
(10月20日 続き)
最近バチカンの見学は予約が取れるようになった。
サン・ピエトロ大聖堂及びバチカン美術館、
それに続くシスティーナ礼拝堂を順々に回る事が出きる。
便利なことだ。
我々は、9時に美術館からスタートする予約を入れている。

カトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂の北側に
隣接するバチカン宮殿の大部分を占める巨大な美術館である。
バチカン美術館の起源は、枢機卿ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ
(のちのユリウス2世、在位1503年-1513年)


バチカン美術館の入り口にはミケランジェロとラファエロの彫刻。



バチカン美術館のロビーにはイタリアの彫刻家バンジーの「アダム」の立像、
アルマーニのスゥーツを着ているところが、いと可笑し。
バンジーは日本人には余り知られていないが
イタリアでは現代を代表する彫刻家。
静岡県三島市の「バンジー美術館」は,我々も訪ねた事があるが、
興味尽きないところであった。



美術館の回廊が展示室のなっており天井は一面のフレスコ画、
騙し絵手法も使われており興味が尽きない。



展示物は絵画・彫刻・陶器・タペストリー、
壁一面のタペストリーは見事としか表現できない。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(3)5ツ星ホテル

2007年11月04日 10時22分47秒 | 地中海紀行
10月20日(土)

我々の泊まっているローマのホテルは日本ではあまり知られていないが
知る人ぞ知る5ツ星ホテル「グランドホテル パルコ ディ プリンチピ」。
7年前に建て替えたが内装と家具は昔のまま。



バーも昔どうりに再現されているそうだ。
音楽もなく客も静かに雰囲気を楽しんでいる。



家具はマホガニーだが大型の為 部屋が小さく感じられるくらいだ。
壁は綿か何かのクッション入り布張り、指で押せば凹む。
柔らかい感じだし防音効果も良い。
壁布の押さえに縁に沿ってロープで抑えている細工には感心した。
「いい仕事していますね」と言うところか。



壁布はアングルの肖像画のバックのように優雅だ。
ホテルの壁を飾る絵は、全て隣接しているボルゲーゼ公園内の美術館の
絵を模写した絵(特殊加工でひび割れ入り)で、大変、豪華。



風呂も大理石、備え付けのバスローブもシャッキとしていて気持ちがよい。

大きくはないが庭は手入れが良く行き届いており散歩が気持ち良い。
ローマ時代の遺蹟の様な物も片隅ににあり、”流石ローマだな”と。



食堂の食事も流石イタリア文句なし。
食器もクリストフルの銀器 年代物で凹みなどあり
レストランの歴史を感じさせる。

レセプション・ロビーもこじんまりしているが
調度は隅々まで行き届いている。
係りの対応も一流。
昔パリ・バンドームのリッツに泊まったことがあるがこっちの方がよいと思う。

東京との時差7時間、その関係か5時にお目覚め。
ボルゲーゼ公園を散策。結構寒い。

朝食はバイキング、生ハム・フルーツのコンポートが美味。
これからのイタメシが楽しみだ。

さあ これからバチカン ミケランジェロと御対面だ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする