「紅葉狩り」(1~5)
1 1月15日~16日
35年来の友人SG御夫妻が秋の「秩父」に誘ってくれた。
SG御夫妻の三男のE君がデザインし長男のY君が建てた山荘に泊って
その近所を散策しようと言う計画だ。
ミスターマスダの前立腺癌の全快祝いの意味もあるらしい。
SG御夫妻は前日より山荘に泊まりこみ前準備をしてくれている。
御夫妻は西武秩父駅までで迎えに出てくれる。
我々は池袋からレッドアロー号なので前もってインターネットで座席予約。
池袋に向かうJRの車内でインドの好青年に席を譲られる。
有り難く席を頂き彼が下車する新宿まで四方山話。
最近は時々若い人に座席を譲ってもらう事が多くなった。
年寄りだと顔に書いてあるのだろうか、有り難いようで情けない。
レッドアロー号は「西武秩父」に近付く。
三菱セメントの工場が見えてくる。秩父の大企業なのだろう。
12時38分に「西武秩父」到着、SG御夫妻の出迎えを受ける。
何はともあれ昼食。SG御夫妻が捜しておいてくれた評判の蕎麦屋へ。
店は質素、価格も安いが美味しい。
“蕎麦がき”も旨かったが“蕎麦がきの唐揚げ”が秀逸。
蕎麦は二八で少し硬茹で。
近くに「鄙には稀なパン屋さん」ラパンノアール、
明日の朝食用にめいめいが好みのパンを買う。
ミスターマスダはブール。

西武秩父駅から徒歩8分の所に「秩父鉄道御花畑駅」がある。
休日・週末にはSL列車が運行される。
そこから三峰口行きに乗り一つ手前の駅「白久(シロク)」まで20分の乗車。
下車してなだらかな坂道を荒川の支流 谷津川に沿って徒歩10分、
少し薄暗くなった頃 山荘「白久の家」に到着。
山荘には立派なお風呂があるが近くに旅館”谷津川館”があり
近所の誼で温泉に入れてくれるという事で「貰い湯」に皆で出かける。
アルカリの良く温まる温泉だ。
旅館は掃除が行届いており結構泊り客も多い。
昔はこの辺り「月の輪熊」が出没したそうだが
大きな剥製が玄関で我々を出迎えてくれた。

受付にはスキャンダルで辞任した土屋埼玉県知事の
温故知新の書の額縁が飾られていた。
山荘への帰り道 三日月はともかく
満天の星が都会では見られぬ綺麗さだ。
山荘では夕食が始まる。
イタリヤから持参したソーセージや
パルミジャーノレジャーノやゴルゴンゾーラがおつまみ。
メインは「すき焼き」 SG家は今半の「割りした」を使っている。
贅沢だ。
すき焼きにボジョレーヌーボーは中々のもの。
本日はボジョレーヌーボーの解禁日。
今年のボジョレーヌーボーは芳醇で新酒らしからぬ味わいだ。
食事が終ってもお喋りは続く。
気が付けば夜中の1時半 慌ててお布団へ。
床暖房だそうで暖かい。
良い睡眠がとれそうだ。
一夜明けて11月16日
山の朝はひんやりしている。
建築デザイナーE君の設計はユニーク
卒業記念に設計した図面の内の一つで今回具体的にそれを実際に建築したのだ。
ログハウスとモダンハウスのコラボレーションだ。
もしE君が将来名を成したらこの建築は彼の記念碑的な建物に成るだろう。
太い丸太を組み山の中でも充分自己主張している。
左側が来客用アネックス右側は山荘で
二つの建物の間に板張りのデッキの中庭。

ここが玄関、近くの温泉客が喫茶店と間違って入って来たのには驚いた。

暖房は床暖房と薪のストーブ。
壁が塗り壁なので暖房効果は良好。

続く・・・
1 1月15日~16日
35年来の友人SG御夫妻が秋の「秩父」に誘ってくれた。
SG御夫妻の三男のE君がデザインし長男のY君が建てた山荘に泊って
その近所を散策しようと言う計画だ。
ミスターマスダの前立腺癌の全快祝いの意味もあるらしい。
SG御夫妻は前日より山荘に泊まりこみ前準備をしてくれている。
御夫妻は西武秩父駅までで迎えに出てくれる。
我々は池袋からレッドアロー号なので前もってインターネットで座席予約。
池袋に向かうJRの車内でインドの好青年に席を譲られる。
有り難く席を頂き彼が下車する新宿まで四方山話。
最近は時々若い人に座席を譲ってもらう事が多くなった。
年寄りだと顔に書いてあるのだろうか、有り難いようで情けない。
レッドアロー号は「西武秩父」に近付く。
三菱セメントの工場が見えてくる。秩父の大企業なのだろう。
12時38分に「西武秩父」到着、SG御夫妻の出迎えを受ける。
何はともあれ昼食。SG御夫妻が捜しておいてくれた評判の蕎麦屋へ。
店は質素、価格も安いが美味しい。
“蕎麦がき”も旨かったが“蕎麦がきの唐揚げ”が秀逸。
蕎麦は二八で少し硬茹で。
近くに「鄙には稀なパン屋さん」ラパンノアール、
明日の朝食用にめいめいが好みのパンを買う。
ミスターマスダはブール。

西武秩父駅から徒歩8分の所に「秩父鉄道御花畑駅」がある。
休日・週末にはSL列車が運行される。
そこから三峰口行きに乗り一つ手前の駅「白久(シロク)」まで20分の乗車。
下車してなだらかな坂道を荒川の支流 谷津川に沿って徒歩10分、
少し薄暗くなった頃 山荘「白久の家」に到着。
山荘には立派なお風呂があるが近くに旅館”谷津川館”があり
近所の誼で温泉に入れてくれるという事で「貰い湯」に皆で出かける。
アルカリの良く温まる温泉だ。
旅館は掃除が行届いており結構泊り客も多い。
昔はこの辺り「月の輪熊」が出没したそうだが
大きな剥製が玄関で我々を出迎えてくれた。

受付にはスキャンダルで辞任した土屋埼玉県知事の
温故知新の書の額縁が飾られていた。
山荘への帰り道 三日月はともかく
満天の星が都会では見られぬ綺麗さだ。
山荘では夕食が始まる。
イタリヤから持参したソーセージや
パルミジャーノレジャーノやゴルゴンゾーラがおつまみ。
メインは「すき焼き」 SG家は今半の「割りした」を使っている。
贅沢だ。
すき焼きにボジョレーヌーボーは中々のもの。
本日はボジョレーヌーボーの解禁日。
今年のボジョレーヌーボーは芳醇で新酒らしからぬ味わいだ。
食事が終ってもお喋りは続く。
気が付けば夜中の1時半 慌ててお布団へ。
床暖房だそうで暖かい。
良い睡眠がとれそうだ。
一夜明けて11月16日
山の朝はひんやりしている。
建築デザイナーE君の設計はユニーク
卒業記念に設計した図面の内の一つで今回具体的にそれを実際に建築したのだ。
ログハウスとモダンハウスのコラボレーションだ。
もしE君が将来名を成したらこの建築は彼の記念碑的な建物に成るだろう。
太い丸太を組み山の中でも充分自己主張している。
左側が来客用アネックス右側は山荘で
二つの建物の間に板張りのデッキの中庭。

ここが玄関、近くの温泉客が喫茶店と間違って入って来たのには驚いた。

暖房は床暖房と薪のストーブ。
壁が塗り壁なので暖房効果は良好。

続く・・・