森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ノササゲの実

2006年10月09日 | 自然観察日記
 先日取り上げたノササゲ(マメ科)の実が奇麗に色づいていたので紹介したい。なんともいえない美しい紫色になる。マメの仲間でこういうのも珍しい。
 見とれてばかりで、そういえばこのマメを食べたことがない、というよりそういう気持ちを持ったことがない。あるいは食べた経験を持つ人の話も耳にしない。

アイタケ(ベニタケ科)

2006年10月09日 | きのこ・菌類
 同じ悠久山公園の林の中で見かけたベニタケの仲間、少し古くなったアイタケ。傘表面の膜がややちぎれている。新鮮なものは薄緑色に見える。ベニタケの仲間はいずれももろいが、これもそうだ。ときどき見かけるものだがこの種は食用にすることができるようだ。

ササクサ(イネ科)

2006年10月09日 | 自然観察日記
 葉がササの葉によく似ているからササクサという。近縁にトウササクサというのがあり、この近辺もあるということになっている。こちらはレッドデータブックに載っている代物なのだが、穂が扁平でないから普通のササクサだろう。草姿は至って地味なイネ科植物だから気に留める方はほとんどいない。長岡の悠久山公園の林の中にあった。