森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ホソバウンラン(ゴマノハグサ科)

2006年10月22日 | 自然観察日記
 栽培されているものか野生化したものか定かでないが、民家の庭先を外れて道路脇に咲いていた。普通海岸付近で見かけることがあるのだが、ここは山を2つ越えた長岡市街に入ろうとするところ。
 もともとはヨーロッパ原産の帰化植物で、所によっては大群落を作っているという。太平洋側のことであろうと思うが、越後ではまだそれほどの場所を見ていない。外来種だが日本の風景に合う気がする。可愛い花だ。秋の野の花としてもよいのではないか。