森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ベニテングタケ(テングタケ科)

2006年10月19日 | きのこ・菌類
 これが食用であったらかなり盛り上がったのだが、残念ながらこのままでは無理である。北欧では処理をして利用しているというような話を聞いたことがあるが、見るだけに留めておく。
 絵になるキノコでしばしばイラストなどにもなっている。この日は十数本の大きな個体が菌輪を作って成育している場所に出くわして、感嘆の声を上げるくらいであった。普通夏のキノコとして扱われるからこの時期これほどの個体数に出くわすことはまれなのではないだろうか。

採ったばかりのキノコで作ったキノコ汁

2006年10月19日 | 自然観察日記
 十数名では処理しきれないくらい沢山できた。美味しいことは言うまでもないが、お腹は結構小さくてあてがわれる量が多く「苦しい!」。それぞれの方が持参された自慢の品も沢山出てきて贅の限りである。秋の山はいい。

妙高笹ヶ峰紅葉

2006年10月19日 | 風景
 秋の笹ヶ峰を訪れた。晴天が続き紅葉が盛りで本当にすがすがしい時を過ごすことが出来た。十数名の方々を連れての秋の観察会というけれど、実際はキノコを探して食べることが目的。周囲の景色を堪能するという心根でなくハンターになっていたようだ。私自身はあまり見つけられなかったが数は力で目が多くなるとそれに比して採取されるキノコも多くなる。皆で十分楽しむことが出来た。