今年は温かい霜月です。そのせいかもう発生が終わってもいいヌメリイグチが開けたマツ林に点々と発生しています。雨が当たって「ぬめり」の具合がよく分かりますね。見つけた時刻が夕刻で光不足の状態での撮影ですが雰囲気は伝わるのではないでしょうか。一応食用キノコですが、地元の人は「アワタケ」と一括りにしてヌメリイグチをアミタケやアワタケとごっちゃにして扱っています。「イグチはあたらない」という非情に大雑把な認識でキノコ狩りをしている話を聞くとちょっと心配になります。「イグチ」の仲間は優れた食用菌は多いのですが怪しいのもあることを認識しておきましょう。