森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ヤマオダマキ

2012年08月18日 | 自然観察日記
キンポウゲ科の花は形態がユニークなものが多いのですが、オダマキもそのうちの一つです。野生種ですが庭でオダマキの仲間が栽培されているのをよく見かけますから山で会ってもあまり強い感動を覚えません。山地のやや日陰の場所で時々見かけます。群生していることはないようです。少なくとも私は見たことがないですね。

ヤマオダマキ 花

2012年08月18日 | 自然観察日記
糸をつむぐ道具から「オダマキ」という言葉がでているといいますが、どんな道具かはあい知識がありません。長い距の先には蜜があるのでしょうか、蝶などの長い口吻を持っている昆虫をターゲットに進化した形態のように思います。

キバナノヤマオダマキ

2012年08月18日 | 自然観察日記
ガク片や距が黄色のものをキバナノヤマオダマキというのだそうです。ヤマオダマキはやや赤味がありますから、違うといえばいえますが菅平では両種を目にしました。両種のほかの差異はあまり気づきません。