丘陵公園にも自生しているので里の植物と考えがちですが、好きな場所は高原のようです。2000m以上の高山にも沢山ありますから、低山に生えているのはむしろ珍しい部類に属します。少し暑くなると葉を茶褐色に枯らしてしまい、暑さはかなり苦手な種ですね。株立ちになって、群生する場合も多い種ですから素敵な景観になっていることがあります。花穂は尾状で小さな青紫の管状をした花が下から順に咲いていきます。こういう形式の花序を無限花序ともいいます。
葉は輪生し、これが9段ほどあるので「九階草」といわれます。
里山フィールドミュージアムの種を増殖させようという試みをしていますが、熟した種子が上手く取れずに苦心しています。それでも、小さな種子ですが発芽した個体の生育は早く2年で小さいながらも花をつけています。概して野生の種は種子が小さくとも生育は早く開花するのにあまり時間がかからない気がしています。キキョウなどは1年で花をつける個体も出ました。
里山フィールドミュージアムの種を増殖させようという試みをしていますが、熟した種子が上手く取れずに苦心しています。それでも、小さな種子ですが発芽した個体の生育は早く2年で小さいながらも花をつけています。概して野生の種は種子が小さくとも生育は早く開花するのにあまり時間がかからない気がしています。キキョウなどは1年で花をつける個体も出ました。