ザゼンソウがありました。杉林の小川沿いの湿り気の強い場所です。自生している場所は限られていますから見物客もそこそこおられます。保護のために木道がつくられているため、臭いをかごうとしても適当な個体がありません。何とか見つけて確認しましたが時間が早かったのか、あの独特な臭いはかすかです。仏炎苞の大きさがなんとなく小ぶりな気がしました。新潟で時々見る個体に比べ小型の種なのでしょうか。
ザゼンソウの花はこの一つ一つの黄色のぶつぶつです。花弁はなく雄しべと雌しべからなるものです。といっても黄色の粉状のものは花粉ですから雄しべの存在はわかるものの雌しべがあるのかどうか肉眼ではわかりませんね。ものの本では雌しべが熟した後に雄しべが熟すとなっていたような記憶があるので、雌しべが熟していてまだ花粉が出ていない個体はないかと探しましたが確認できませんでした。
ザゼンソウの花はこの一つ一つの黄色のぶつぶつです。花弁はなく雄しべと雌しべからなるものです。といっても黄色の粉状のものは花粉ですから雄しべの存在はわかるものの雌しべがあるのかどうか肉眼ではわかりませんね。ものの本では雌しべが熟した後に雄しべが熟すとなっていたような記憶があるので、雌しべが熟していてまだ花粉が出ていない個体はないかと探しましたが確認できませんでした。