陽気に誘われて弥彦山塊を散策しました。まだ尾根には雪がありますが、山麓は早くもカタクリの花が咲いています。今年の初物です。ひょっとしたら県内で最初の確認かもしれません。ニュースでは桜の開花が予想を超えて早くなっているとのこと。新潟は桜の前にまずオオミスミソウ(雪割草)とカタクリでしょう!待ちに待った春が来たことをカタクリの花を見て実感しています。うれしいですね。
弥彦山塊はなかなか面白い山塊です。かつて海に囲まれていた島であったとされて、植物の分布は南方系や北方系など興味深いものがあります。一部は手つかずの部分があるかもしれませんが私が動く範囲はすべて人の作用が加わっているようです。この森も過去に伐採された跡が色濃く残っていますね。林床はアカメガシワやエノキ・コナラ・ケヤキなど明るい雑木林です。
この場所のカタクリの密度は低いですね。まだ目立たないのかもしれませんが、昨年歩いた角田山の足の踏み場もない状態とははいかないようです。
魚沼の積雪は昨年を大きく越しているのにこの弥彦山塊はむしろ昨年より少なく、このところの暖かさで一気に春が進んでいるようでした。とりあえずカタクリの開花の速報をして、後日このつづきを行います。
魚沼の積雪は昨年を大きく越しているのにこの弥彦山塊はむしろ昨年より少なく、このところの暖かさで一気に春が進んでいるようでした。とりあえずカタクリの開花の速報をして、後日このつづきを行います。