森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カラスザンショウの葉痕

2013年03月21日 | 自然観察日記
カラスザンショウがありました。2mほどの幼木でこの里山では今回が初めての確認です。どこかに大木があるのか種子が運ばれて発芽したのでしょう。発芽して2~3年といったところでしょうか。葉痕が面白いですね。オニグルミに負けていません。いい表情をしています。

カラスザンショウの食害

2013年03月21日 | 自然観察日記
このカラスザンショウ、2mほどの残雪の上に数十cmほど枝が出ていたのですが、そこはご覧のとおりウサギの食害にあっていました。この様子ではかなり下の芽を使って成長しなければならなくなっています。カラスザンショウは珍しいものではないのですが、公園の里山フィr-ルドミュージアム内ではここが唯一の確認場所。サンプルとして保存しておきたいという思惑がありますから、ウサギの食害をどう防ぎましょうか・・。傍には大好物のタラノキが何本もあるのですから、それを食べてほしいところです。