これは坂戸山で見たコシノコバイモの花。小さく地味な花なのですが山野草としてはかなり人気がある花です。いろいろなところに分布しているのですが見つかりにくいのかあるいは個体数が少いのか広く分布している割には目につかない花です。
ユリ科の種ですから、カタクリの生育の様子から推察するに発芽1年目は細いひも状の植物体ではないでしょうか。したがってこれは2~3年生の幼植物?何年で開花株になるか把握していませんから今後の観察にゆだねます。環境を整備していけば早晩コシノコバイモの群生地になるかもしれません。