5月下旬、越後では川の土手や海岸に面した傾斜地、あるいは浅い里山の棚田周辺に大きな群落を見せるオオハナウド。里山フィールドミュージアムにも規模は小さいものの一定の個体が群落を作っています。かつてアシ原であったところも最近オオハナウドの方が勝っているような場所もあり、ボランティアの手も借りながらの保護活動で少しずつ見られる景観に育ってきました。
オオハナウドの花序は大型でとても見ごたえのある物。これは延々とある姿は新潟の一つの景色かもしれません。小さな花序がさらに集まって大型になりますが、専門的には複散形花序といいます。全体ではどれくらいの花があるのでしょうか。1000を超すのかもしれません。