ササバギンラン

ササバギンランも思いがけない場所に発生しました。今までの自生地は年々衰え気味で心配していたのですが、朗報でした。今までの自生地は土壌中のラン菌の状態が変わったのか被圧植物の影響が大きいのか原因が不明。新たな場所は最近刈り払いを行い頻繁に人の出入りがあるところです。里山植物は人為的な作用を好むのでしょうか？大切にして保護しようとするとむしろ衰えてしまうのかもしれません。頻度を意識しながら適度に刈り払いなど行う方がいいのかもしれません。

ササバギンランの花

松林の中の個体でなかなかの株。キンラン同様半開きの花は斜め上方を向いています。

ササバギンランの葉

ササバギンランは最上部の葉の長さが花柄よりも長く花を隠します。ギンランは短いため花を隠せない長さです。