ノニガナ

里山フィールドミュージアムの交流館前の芝生に発生する雑草に比較的珍しいノニガナがあります。芝刈りをしても根部が残るため消えることなく毎年発生しては刈られるということを繰り返しています。それでも、個体によっては開花結実まで行くのでしょう、種子を散布して生き続けるので消滅するような気配はありません。とはいってもこの種は芝生の上には見られるのですが周辺の道路わきやのり面などではあまり見られません。黄色い花でこの季節大量に開花してくるハナニガナなどに埋もれているのかもしれませんが、限られた場所に見られる種です。

ノニガナの葉

ニガナ属の中で葉の形が特徴的な種です。基部が茎を抱き矢じり型をしています。

ノニガナの花

花は当然のことですが他のニガナの仲間によく似ています。