これは何？

棚田跡の草生した場所に何やら得体のしれないものがありました。これは・・・？

ガマの果実

俗にガマの穂といいますが、冬を越して水浸しだった穂が春の日差しでカラカラになると、穂は自然と崩れ始めます。大きさといい形・色もホットドックのような形状をしたものが１０倍くらいもふくれるでしょうか。それはそれはもくもくと盛り上がってくるのです。
以前、Yさんが床の間にガマを活けて飾って悦に入っていたそうですが、ある日この現象が起きて家じゅうがとんでもないことになってしまったと目を丸くして話されていたことを思い出します。掃除片付けには大変難儀をされたのだそうです。ガマの実を生け花に使うのは控えたほうがよさそうです。

分解中のガマの穂

得体のしれないふわふわ物体はガマの穂が崩れたもの。初めての方は想像だにできません。