「ラブファーマーズカンファレンス」集会二日目。
金子美登さん(埼玉県小川町)、星寛治さん(山形県高畠町)、鶴巻義夫さん(新潟県津南町)という有機農業を体を張って貫いてきた猛者のトークに、歌手の加藤登紀子さんが加わる。
とりわけ金子さんは孤立無援の中で集落の全戸が有機農業にとりくむまで30年以上かかったという報告は圧巻だった。
また、有機農業を巡る組織の群雄割拠は運動の阻害にもなっている。
そんななかで、「アグロエコロジー」という概念でそれらをゆるやかに包み込む運動が起こってきたという。
不覚にも初めて聞く言葉だった。
有機農業推進法があるにもかかわらず、官民一体となってそれをサボタージュしてきた結果が今日の閉塞がある。
農業の「成長戦略」という言葉による小規模農業の事実上の切り捨ての現実。
有機野菜と雑穀料理の昼食をいただいた後、午後にはフランス人のルロン・ペネロープさんの分科会に参加する。
有機農法を主唱した一楽照雄さんの先験的な共生思想を日本語で語ってくれた。
フランスの「共生主義」の実践と広がりとの比較が興味深かった。
こうした内容は初めて知ったが、ごますりマスメディアはやはり沈黙を決め込んできた。
と同時に、こうした分野への思考回路を遮断してきた農協などの既成組織の責任も大きい。
さらには、今回の集会には当たり前の農家は参加できない。
当たり前に参加できる内容を創造する感性と柔軟性が主催者側にも問われている気がしてならない。
金子美登さん(埼玉県小川町)、星寛治さん(山形県高畠町)、鶴巻義夫さん(新潟県津南町)という有機農業を体を張って貫いてきた猛者のトークに、歌手の加藤登紀子さんが加わる。
とりわけ金子さんは孤立無援の中で集落の全戸が有機農業にとりくむまで30年以上かかったという報告は圧巻だった。
また、有機農業を巡る組織の群雄割拠は運動の阻害にもなっている。
そんななかで、「アグロエコロジー」という概念でそれらをゆるやかに包み込む運動が起こってきたという。
不覚にも初めて聞く言葉だった。
有機農業推進法があるにもかかわらず、官民一体となってそれをサボタージュしてきた結果が今日の閉塞がある。
農業の「成長戦略」という言葉による小規模農業の事実上の切り捨ての現実。
有機野菜と雑穀料理の昼食をいただいた後、午後にはフランス人のルロン・ペネロープさんの分科会に参加する。
有機農法を主唱した一楽照雄さんの先験的な共生思想を日本語で語ってくれた。
フランスの「共生主義」の実践と広がりとの比較が興味深かった。
こうした内容は初めて知ったが、ごますりマスメディアはやはり沈黙を決め込んできた。
と同時に、こうした分野への思考回路を遮断してきた農協などの既成組織の責任も大きい。
さらには、今回の集会には当たり前の農家は参加できない。
当たり前に参加できる内容を創造する感性と柔軟性が主催者側にも問われている気がしてならない。