雨が多い今年ではガーデンの管理はかなりの草刈り作業が増えてしまう。
そんな中でも、尾上ガーデンでは秋の花が着実に開花している。
「フジバカマ」には、上半身が黒い「オオハナアブ」が蜜を吸いに来ていた。
アサギマダラの食草でもあるのでなんとか種を確保したいところだ。
この地域では「トトキ」という名前の山菜、「ツリガネニンジン」。
荒れ地に目撃できるが栽培しないと食べる量は確保できない。
味は薄味なので天ぷらには合わない気がする。
キク科ではなくキンポウゲ科の桃色の「シュウメイギク」(秋明菊)が咲いていた。
原産は中国。白い花をよく見かける。
宮城県の「県花」にされている「ミヤギノハギ」が、枝をしっかり伸ばしている。
萩の仲間は園芸種が多いが、その代表格がこの「ミヤギノハギ」だ。
漢方の代表的な生薬「ゲンノショウコ」の赤花が雑草の中に顔を出していた。
「現の証拠」と言われるほど、胃に効き目があるということだが。
赤い彼岸花が咲く中で、白というかクリーム色というか、ヒガンバナの群落が目立つ。
クリーム色がまた上品、ノーブルな雰囲気を醸し出している。
ここの庭で開催される「秋のコンサート」の打合せを昨日行ったが、実施日が11月14日(土)に決まった。
出演は、歌手のウタカさんと演奏のワタルさんのコンビだ。
二人は先月わが家に遊びにきたばかりだった。