山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

雨続き 路傍のきのこ ここにあり

2015-09-25 20:43:02 | 食彩・山菜・きのこ
 前回の台風は直撃しなかったものの大雨を残した結果、近くの国道の路肩を崩落させた。
 そのため、山越えする迂回路を通らなければならない。
 ふだん使わない山道をしばらく利用することとなる。
 台風が直撃していたら、わが集落は陸の孤島となることは避けられない。

                  
 雨の迂回路を通っていたら、「カラカサタケ」を発見。
 この近辺では比較的ポピュラーなきのこだが、ほとんどの人は敬遠して食べない。
 確かにこの仲間の形の多くに毒きのこが多い。

      
 ぬめりが目立つ「ヌメリイグチ」らしききのこが光っていた。
 カラマツ林だったら、「ハナイグチ」といううまいきのこがあるが、松林の「イグチ」だった。
 食べられないことはないが味はいま一つ。

                            
 迂回路の路傍にはさらに「エリマキツチグリ」がいくつか群生。
 ホコリタケの仲間で、乾いた中心を押すと胞子が飛び散る。
 リング状のエリマキが特徴だ。

 ふだん通らない山の淋しい迂回路だが、ときにはきのこというこんな世界の発見もある。
 雨の迂回路をたどって街に買い物に出かける。
 飛行機300機の爆買は残念ながらできなかったが、畑にはない果物・肉・魚など約10日間分を爆買する。
 あっという間に、貯金から下ろした紙切れが逃げていく


                       
コメント
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