山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

虫のレストランは大忙し

2015-09-07 21:28:37 | 生き物
 雨が止んでいるときがチャンスだとばかり、午前も午後も草刈りに追われる。
 トウモロコシ畑の後に肥料をまき、暗くなるまでに畝づくりを何とか間に合わせる。
 肥料の糠を放置しているとイノシシなどの動物がやってくる。

 ニラの花がいっせいに咲いている。
 その花に向かってハチやチョウが頻繁にやってくる。
 西洋ミツバチかと思っていたら、腹の紋の特徴から「オオハナアブ」らしい。
 アブというと刺すイメージが強いが、ハナアブはハエの仲間に近いという。

                                        
 地味なチャバネセセリのなかに「キマダラセセリ」もやってきた。
 翅の色合いが目立つのでつい見入ってしまう。
 幼虫はササやタケの葉を食べるという。

                         
 大きな翅の音を立てながらあわたたしく仕事をしている「クマバチ」。
 いかつい体のわりにはおとなしい。

        
 イノコヅチが好きらしい「スズバチ」を発見。
 粘土質の土を集めて唾液を混ぜて団子状にして巣を作る。
 名前の由来は諸説あるようだが、その巣が土鈴(鈴)に似ているからという説を取りたい。
 日本最大のトックリバチだ。

 何気ない花に多様で意外な昆虫が来ていることに感心する。
 
コメント
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