山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天にはゆるりと飛行船、地にはつつましい暮らし

2015-11-06 21:41:01 | 風景
 昨日のこと、紺碧の空に飛行船が突然飛んできた。
 飛行機に比べて空を滑るように浮いている飛行船は魅力的だ。
 「メットライフ生命」と字も読めた。

                            
 機体の絵はスヌーピーらしいが真下にいたのでそれはよく確認できない。
 アメリカの生命保険会社のPRに違いないが、夢がある。
 JAが斡旋していた有機肥料・暴力団の資金源となっていた接骨院の保険請求・マンションの杭打ち工事などの偽装や詐欺が次々拡大している最近、この空の伸びやかな宣伝が秀逸だ。

    
 そんな空の下、飛行船に誘われて道草山からわが集落を見る。
 紅葉はこれからだが、緑のいのちたちは太陽の光をしっかり受け止めている歓喜で溢れている。
 偽装や詐欺に神経を使う人間の愚かさを自然が黙って告発している。

                           
 道草山で伸び放題だった樹木の伐採が今年も始まった。
 茶畑もわが家もその樹木で日陰にいる状態だった。
 それを茶園を管理している山の民がスイスイと樹の伐採を無償でしてくれている。
 自然とともに暮らす林業家のたくましさ・心意気が空の下でまぶしく輝く。

 その勢いに押されてきょうは、二つの畝づくりで耕運機に登場してもらう。
 時間がなくて夕闇になってしまったが、和宮様が懐中電灯で照らしてくれた。
 無理をしないのをモットーとしていたが、朝動き出すのが遅いのがひびいている。


 
 
 
 
 
コメント
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