山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

道草山に光を入れる

2015-11-11 17:51:12 | 屋外作業
 昨年、わが道草山の半分を皆伐した。
 そして先週に残りの半分の皆伐を終了した。
 それも、若き林業家の中堅シンちゃんがひとりでやり切ったのだ。

    
 山にはテレビや電気のケーブルがすでに樹木と接していたが、ケーブルに倒れないよう完璧に成功させている。
 その速さと技術力にはただただ感心するばかり。
 オイラひとりではとてもやりきれない。

            
 栗だけは残したが、おかげで空間ができて陽が当たるようになった。
 ここはむかし、お茶の草刈り場だったそうだ。
 つまり、ススキなどの草の山でそれを刈りとってお茶の有機肥料にしていたわけだ。
 
                            
 今ではそういう農法をやっている地域は稀となっている。
 しかし、大量生産の行く末は価格の下落となってしまった。
 いまとなっては高齢者ばかりの現実は後戻りもできないでいる。

 そんななかで、陽当たりを確保した家も茶葉も厳しい現実は変わらない。
 
 
コメント
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