山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ムカデ屋敷となった!?

2014-06-20 23:48:02 | 生き物
 和宮様がムカデに咬まれて以来、ムカデ恐怖症の症状が進行してしまった。
 それもそのはず、このところ一週間のうち2回はムカデがわが家に侵入するのだ。
 しかも、その体長が12cm前後のデッカイやつだ。

                 
 見つけたらすぐ脅すとあまり遠くには逃げないで近くで隠れてじっとしていることが多い。
 その間に、トングを持ってきて挟みこむ。
 そのムカデを台所の流しに持っていき、熱湯をかけるという現代版「クガタチ」(盟神探湯)だ。

 熱湯をかけるとムカデの体が小さくなる。
 そのとき、「キュッキュ」と音が聞こえることがある。
 泣いているのか、関節が締まっていく音なのだろうか。

 これからの季節、昼寝もおちおちできないのが残念。
 夜は蚊帳もどきのテントに避難して睡眠を確保という次第。
 トホホというか、毎日がキャンプダホイというか。
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ジャガイモを収穫したが

2014-06-19 22:06:30 | 農作業・野菜
 6月8日にジャガイモ「男爵」の試し掘りをした。
 やや順調だが小粒のようなので様子を見ることにする。
 そして今週、「男爵」と「メークイーン」のすべてを掘りあげる。

       
 土寄せ・収穫・乾燥のすべての作業を和宮様自らが担う。
 今回のジャガイモは昨年収穫した残りものを種芋とした。
 そのせいか、収穫量はやや少なめだがさほど極端ではない。

                   
 男爵の種芋はしっかりしていたが、メークイーンはシワが多かったせいか、メークイーンの元気がいまいちだった。
 さらに、ひと畝だけ連作障害のため表皮にブツブツができてしまった。

 近所の人からは「種芋は新しく購入しなくちゃ」と言われたが、種芋代ゼロは魅力的だ。

            
 サツマイモは順調に葉を伸ばしている。
 葉っぱばかり元気で本体の芋が少ない場合もあるので予断はできない。
 今回は安納芋を入手できなかったが、味が気になるところだ。
 今からダッチオーブンで作る焼き芋が楽しみだ。
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赤・白・黄色の飛ぶものなーに!?

2014-06-18 22:03:02 | 生き物
 やっと「ベニシジミ」をレンズに収めた。
 普段は落ち着きのない暮らしをしている。
 近づくとすぐ飛んでいってしまう。
 夏型は、春型より黒っぽい。

                         
 梅雨のさなか雨宿りしている「オオミズアオ」を発見。
 ヨーロッパでは「月の女神」と称されるほどの人気があるが、日本ではあまり注目されない。
 蛾に対する偏見がある気がしてならない。
 蝶より種類が豊富なのに「蛾図鑑」が売っていない。

         
 畑にニンジンがあるせいか、「キアゲハ」が卵を産みに来る。
 夏型のキアゲハはやはり中央の淡黒色部分が多い。
 後ろの翅の赤と青の色が素晴らしい。

 今年はモンシロチョウが多くほかの蝶が少ない気がする。
 天候のせいか、食草のせいか、農薬のせいかなど、ちと考えてしまう。    
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畑の隣で輝く植物たち

2014-06-17 21:00:01 | 植物
 昨年、草刈りして処分するという「ホタルブクロ」をもらってきたのが、どうやら蕾を持ち始めた。
 移植がまたまた失敗したんではないかと内心穏やかではなかったが、開花は遅いが「これでよし」と胸を張る。

                          
 いかにもうまそうな「ヤブヘビイチゴ」の実。
 自然界の中で「赤」という色は強烈な自己アッピールだ。
 食べても味はいまいちだが、鑑賞に耐えうる存在感。

       
 植木鉢から移植して2年目になってやっと結実してきた「ブルーベリー」の実。
 今年はなんとか口に入りそうだ。
 これから水をしっかりあげなくちゃね。

                    
 先日いただいた「皇帝ダリア」の苗。
 今からどこへ植えようか楽しみにしている。
 近所でも人気の花。

 農作業のかたわら、こういった植物たちの存在も農的生活の潤いとなっている。
 
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地滑り現場復興のとりくみ

2014-06-16 21:27:13 | 風景
 近所の地滑り現場の復興が続いている。
 3月上旬から中旬にかけての降雨によって再び崩落が始まり4月末にもあったようだ。

 
                       
 高さが川から150mもあるので迫力がある。
 向かって右側から法面に「枠アンカー」が打ち込まれている。
 これが5月上旬のころ。

        
 5月21日ごろ、向かって左側の再崩落現場では、工事のやり直しが始まっている。

                 
 
 6月3日ごろの様子。
 これから梅雨の季節に入るので崩落の危険と隣りあわせだ。

                   

                       
 6月14日ごろの様子。
 命綱を吊るして工事をしている姿が見える。
 とても怖くて下を覗くことも勇気がいる。
 人間の可能性が頼もしいと思える風景だ。

           
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梅もぎデイ開始

2014-06-15 21:19:27 | 食彩・山菜・きのこ
 恒例行事となった梅もぎが始まった。
 梅の木が20本ほどある尾上ガーデンとその周辺に8人が作業にかかわる。
 今年は剪定をしていなかったので梅の量はやや少ない。

   
 剪定を少しやりながら梅もぎを続けていく。
 徒長枝が多くて実がなっていない枝もあったので、来年は剪定を呼びかけようと話し合う。

                     
 軽トラックいっぱいに収穫する。
 桃みたいに大きいのは「豊後」、甘露煮にぴったりの品種もあった。
 塩分を控えている和宮様は、「今年の梅干しづくりは少なくし、梅シロップを多くしたい」と抱負を語る。

 いよいよ「梅仕事」がスタートした。
 畑に野菜苗を植え込む作業もまったなしなんだー。
 まったなしのスタートだが、いつものマイペースで牛歩の如く。
 
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父の日のうなぎ丼

2014-06-14 22:47:48 | 特産品・モノ
長女が「父の日にちなんで鰻でも食べに行こう」と言い出す。
 オイラの体の不調があった最近、そんな殊勝な心づかいが目立つようになった。
 ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されるニュースが流れる。

 家族で鰻を食べにいくとなると家計が突然逼迫する。
 けっきょく、近くのスーパーに買いに行くコースとなる。
 
鹿児島産と中国産の鰻しかなかった。
 ふだん中国産のものはなるべく買わないようにしているので、消費税込みの2571円の鹿児島産を「えい!」と気合を入れて2枚買う。

 これを暖かいご飯のうえにのせて4人で仲良く食べるしかない。
 食べるのが夢中でうな丼の晴れ姿をカメラに収める余裕はない。

 味はいかにも養鰻場で育った感じだが、今年はこれで食べ収めに違いないのでごたごた言わないことにする。
 
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畑の中の帰化植物

2014-06-13 19:53:55 | 植物
 畑の中にちゃっかり侵入してきている「帰化植物」が目立つようになってきた。
 近所で可愛く咲いていた「ビオラ」があちこち顔を見せてきた。

   
 パンジーとも言うが、花の直径が5cm以下のものを「ビオラ」と言う。
 花の色も色の構成もまちまちなのがほどよい。
 本来なら駆除の対象だが、花を見てしまうとつい手が止まる。

                        
 いつも雑草として草刈機の犠牲になりがちだが、花は意外にしっかりとした和風の「キキョウソウ」。
 「きれいだぞ」と言い聞かせて、野菜の畝に侵入した「キキョウソウ」だけを駆除する。

    
 畝の隣にできた蝶の楽園「ムシトリナデシコ」の群落。
 モンシロチョウ軍団がモンキアゲハを追い出している。
その間隙をくぐってヒョウモンチョウ・アオスジアゲハ・ナミアゲハたちがやってくる。

                        
 もちろん、常連の「ヒメジオン」も畑の隣に群落を形成している。
 雑草マルチもやっているのでむやみに草刈はしない。
 昆虫や生き物たちの住処も保証したいのだ。
 そういえばオレンジがきれいな「ヤマドリ」が隠れていたっけ。

 山村にも帰化植物の攻勢は来ているが、やっぱり在来種を意識的に確保していきたい。
        
    
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梅雨の山里は魅力的

2014-06-12 18:46:44 | 風景
 浜松市春野町にはビューポイントがいくつもある。
 とりわけ今の梅雨の季節には山と雲との流動的なコラボが美しい。

     
 風景に雲が加わると景色が動的になる。
 すると、いつまで見てもあきることがないほどだ。

                         
 しかも山の霧は、山にへばりつく茶木に茶の旨みをじっくり添加していくのだ。
 日本の原風景はこうした山村にある。
 それが効率と支配に都合が良い「平地」に人が移動していくと、この景色は非日常となり、山村の使用価値は限りなく低くなっていく。
 
 もういちど、この風景とそこでの暮らしの意味を構築するときがきている。
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忌野清志郎の先見性

2014-06-11 09:51:59 | アート・文化
 忌野清志郎率いるRCサクセションのCD「カバーズ」が発売された。
 さっそく購入して聴いてみる。
 清志郎の反戦・反核の願いを名曲に歌詞をつけている。
 「ラブミー・テンダー」はその語呂を活かしたメッセージだ。

 「何 言ってんだー ふざけんじゃねー
  核などいらねー」から始まる。

 「いくら理屈をこねても
  ほんの少し考えりゃ 俺にもわかるさ
  放射能はいらねー 牛乳を飲みてー
  何 やってんだー かね(税金)かえせ」
  と直截に訴える。

 「目を覚ましな たくみな言葉で 一般庶民を
  だまそうとしても
  ほんの少しバレている その黒い腹」
 と、結んでいる。

 父が戦士して母親の手ひとつで育った彼の目には、世の中の本質がとっくに見えていたに違いない。
 「ラブミー・テンダー」の甘いメロディーのなかに、彼の怒りと悲しみとを塗りこめているとともに、ウイットと希望とを添加している。

 「目を覚ましな」というフレーズが胸を突く。
 マスコミはAKBとその視聴者にゴマをすり、清志郎の訴えをほとんど無視だ。
 「風化」がすべてに現実のものになってきている。
 

  
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