じぇじぇじぇ！ムカデに咬まれる！！

　ついにこの日がやってきちまった！
　和宮様が夕食後座椅子で横になっていたところ、腕がチクリとしたという。
　「ひょっとするとムカデにやられたかもしれない」と言う。
　傷口を見ると二つの小さな穴がある。

　すぐに座椅子の周りをみたところ、１５cmほどのムカデが隠れていた。
　台所にあるトングを取りに行き、ムカデを掴み、流し場で熱湯をかけて処分する。

　　　　　　　　　
　それから、常備していた「インセクト・ポイズン・リムーバー」を傷口に当て、毒液を吸引した。
　そのせいか、痛みはかなり軽減されたという。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ムカデ・ヤマビルは和宮様をお慕いしているらしくどうもちょっかいをしてくる。
　そのストーカー行為で本人は「ムカデ・ヤマビル恐怖症」が決定的になってしまったようだ。

　この「リムーバー」はデンマーク製ということだが、２分以内だと効果が大きいという。
　でも、これを持ち出してセットするとなると２分はオーバーしてしまう。
　蛇に咬まれたときは１５分以内というから、実際には手遅れの公算が強い。

　といっても、野外活動をするときはとくに携帯していくことで安心を確保できることは間違いない。