相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜
2010年/日本
不明確な‘相棒’
総合 40点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
『相棒』というドラマを活き活きとさせる素材があるとするならば、前作の『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』の前半で見られたように、杉下右京とその相棒と対峙するような明確な‘相棒’の存在だと思われるが、残念なことに『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』において、その対峙されるべき‘相棒’が八重樫哲也、磯村栄吾、そして朝比奈圭子の3人であることが、この作品を分かりにくくしている。
八重樫哲也が呆気なく殺されてしまうことも、逆に朝比奈圭子が目の前にいる長谷川宗男を射殺できなかったことも、さらに逆に警察庁官房室長という要職にいる小野田公顕にSPがつくこともなく、いとも簡単に刺殺されたことも、ついでに、足を使うことによる‘モールス信号’も敢えて不問に付してもいいと思うが、やはり7年間かけて瀕死の証言者を蘇生させる設定であるのならば、八重樫哲也は検視官くらいの立場でなければ物語に説得力がなくなってしまうであろう。
麻木FAXで“釈明”「家族への配慮で言えなかった」(スポーツニッポン) - goo ニュース
麻木久仁子が22日に行った会見で、APF通信社代表の山路徹との再婚の事実
に触れなかったことに関して「家族への配慮もあり説明できませんでした」とコメント
しているが、再婚していたことはバレないとでも麻木が思っていたのだとするならば、
最早“才女キャラ”は使えないだろうから、テレビ朝日「クイズプレゼンバラエティー
Qさま!!」やフジテレビ「熱血!平成教育学院」などへの出演も難しくなるだろう。
結婚期間さえ説明できないというのであるならば、麻木は結局肝心な事は何も説明
していないも同然で、麻木久仁子に残された道は山本モナが辿っていったものしか
ないように思うが、山本はまだ若かったから何とかなった訳で、麻木がこれから
キャラを変更して仕事を今までのように続けていくことは難しいような気がする。