MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『わたしのハワイの歩きかた』

2014-06-16 22:23:13 | goo映画レビュー

原題:『わたしのハワイの歩きかた』
監督:前田弘二
脚本:高田亮
撮影:戸田義久
出演:榮倉奈々/高梨臨/瀬戸康史/加瀬亮/宇野祥平/中村ゆり/安田顕/鶴見辰吾
2014年/日本

監督にもほったらかされたキャラクターについて

 「恋愛コメディ映画」と称されている本作は、何故かクライマックスにおいて「スラップスティック度」が異常に増してバランスの悪さを感じる。何よりも、なかなかハワイから戻ってこない主人公の小山田みのりを探しにハワイへ向かった田嶋祐一が、やがて現地のムードに負けて女の子たちと遊びに興じているところをみのりに見つけられた後、例えば、『アナと雪の女王』(ジェニファー・リー/クリス・バック監督 2013年)においてエンドロール後にマシュマロウのように登場させるようなオチとして描かれておらず、コメディ映画として「おいしい」はずの演出を自ら逃してしまっているように思う。


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タンス預金が減らない原因

2014-06-16 00:32:04 | Weblog

「880兆円!? ふざけた話じゃないか」麻生財務相が家庭に眠るタンス預金を一喝(産経新聞) - goo ニュース

 6月13日の閣議後記者会見において麻生太郎財務相は、日本の家庭に「タンス預金」

などで膨大なお金が眠っている現状に対して、「どこの国に880兆円(も)のカネを

現預金で持っている国があるのか。ふざけた話じゃないか」と唱え、「日本だけどうして

こうなったのか」と自らに問うように話し「株が信用されなかった、信託会社が信用

されなかったということだろ。信用されないような行動だったんだ」と分析している

ようであるが、自分のお金をどのように使おうとそれぞれの勝手であり、そのことに

関して財務相ではあっても余計なお世話なのであるが、それを自身の責任ではなく、

株や信託会社の責任に転嫁しているところが相変わらずの無責任な麻生の性格を

反映しており、つまり少子化の中で貰える保証が限りなく無くなりつつある年金の

代わりとしてタンスに蓄えていることは火を見るよりも明らかであるはずなのだが、

このような人が財務相を続けているのだから、「タンス預金」は減らないのである。


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