原題:『The Fate of the Furious / Fast & Furious 8』
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:クリス・モーガン
撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
出演:ヴィン・ディーゼル/ミシェル・ロドリゲス/ドウェイン・ジョンソン/ジェイソン・ステイサム
2017年/アメリカ
改めて分かる制作費の重要性について
どことなく既視感を持ってしまう理由は、最近同じヴィン・ディーゼル主演の『トリプルX:再起動(xXx: Return of Xander Cage)』(D・J・カルーソー監督 2017年)を観たばかりで、特に飛行機内のシーンなどそっくりなシーンがあるためだが、赤ん坊を使うことでメリハリを持たせるところが上手いと思う。
しかしさすが『トリプルX』の3倍の制作費をかけているだけあってストーリーは壮大でいつものように車を軸に、空のみならず海中まで駆使して膨らませたストーリーは見応え十分なもので、世界的にヒットしないはずがない規模である。