Peter Gabriel - Shock The Monkey
ピーター・ゲイブリエルの「ショック・ザ・モンキー」を和訳してみる。因みにこの歌は
モンキーである「僕」がショックを伴って「人間」になったのを人々に信じてもらうまでの話である。
この曲を聴くだけでもピーター・ゲイブリエルの作詞能力の高さがわかる。
「Shock The Monkey」 Peter Gabriel 日本語訳
僕が走る時には僕を守って欲しい
炎をくぐる僕を守って欲しい
何かが僕を森から追い出し
今の僕は疲れ果てている
だからどうか僕を守って欲しいんだ
モンキー、モンキー、モンキー
君がモンキーにショックを与えることになる時を君は知らないのか?
キツネを騙し(=fox the fox)
ネズミを裏切り(=rat the rat)
君は下手な猿のモノマネはできる(=ape the ape)
君が信じて疑わないものを持っていることは知っている
僕はもう否定しようがない
君はモンキーにちょっかいを出さないのか?(=monkey with the monkey)
モンキー、モンキー、モンキー
君がモンキーにショックを与えることになる時を君は知らないのか?
モンキーにショックを与える
車輪は回り続けるし
燃えるものはある
それが好きではなくても僕は学んでいるとは思う
ショック、ショック、ショック
傷ついているモンキーを見てみろよ
僕が眠る時には僕を守って欲しい
僕が休息する時には僕を守って欲しい
君はブタの目の前に君の真珠を投げ
モンキーを盲目にさせる
どうか僕を守って欲しいんだ
深刻な問題だ
地面の上で震える僕
そしてこのニュースは伝わる
ショック、ショック、ショック
傷ついているモンキーを見てみろよ
モンキーにショックを与える
モンキーにショックを与える
モンキーにショックを与える
モンキーにショックを与える
モンキーに人生の辛苦を味わわせろ
モンキーに人生の辛苦を味わわせろ
モンキーに人生の辛苦を味わわせろ
モンキーに人生の辛苦を味わわせろ
モンキーにショックを与える
モンキーにショックを与える
モンキーにショックを与える
モンキーに人生の辛苦を味わわせろ
Peter Gabriel - Shock The Monkey (Live)
Peter Gabriel - Shock The Monkey (Live in Athens 1987)
ゲイブリエルは冒頭で「これは嫉妬についての歌」だと言っている。つまりモンキーとは
蔑まされている人を指しているのかもしれない。