寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島市西区田方の草津八幡宮(その9)

2010年12月22日 | 
収納庫内で神輿の修繕にあたる男性の顔つきは真剣そのものである。屈強な肉体が熱気を帯びているのがわかる。今年から例祭(御神幸行事は少なくとも270年前には始まっていたとの記録が残る)に神輿が3台出て激しくぶつかり合ったそうだ。

私はそのうちの2基を間近で見ることができ幸運であった。地元民自らが祭りを盛り上げようという意識、神輿の手入れを可能な限り自分たちの手で行う点(経費削減)には好感をおぼえた。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島市西区田方の草津八幡宮(その8)

2010年12月22日 | 
草津八幡宮拝殿の西方に設置された御神馬(ごしんめ)の銅像。躍動感溢れる像は二代目である。昭和六年に奉納された初代の像は同十九年に金属供出の憂き目にあっている。大原美術館(岡山県倉敷市)前のロダン作「カレーの市民」「洗礼者ヨハネ」も同様に消え失せる可能性があったことは広く知られている。

政を行う者の状況分析の甘さ、自分たちにとって都合の悪い情報の隠蔽、捏造情報の流布。これらの問題は今の世にも当てはまる。

「無責任な連中が民から厳しい審判を受ける日が近いうちに来るだろう」

旅人の低い呟きは境内にいた男衆には聞こえていないようだった。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする