仕出し料理屋のおせちの価格設定

新聞の折り込みチラシにおせちの予約申込票があった。地元でも結構有名な仕出屋は５種類のおせちを作るようで最上級（三段）の価格が２万５千円強、下が１万円となっている。景気は多少上向いてきていると聞くが、価格設定には厳しいものを感じるのだ。私の家では毎年手作りなので予算が１万円もあれば６段ができるぞと大笑いしたのである。

某回転寿司チェーンの捻り技

私は定番ネタを食べ続けて満腹になるよりは１貫ずつ違う物を頼んで腹六分くらいで打ち止めにしたい性分である。そんな人間にとってありがたいメニューを提供してくれる回転寿司チェーンがある。

３種を盛った１皿（画像は太刀魚の炙り、鯵、白イカ ）が価格３００円程度で楽しめる。これはサービス品だが、気に入ったネタを再度注文してねというプレゼンテーション的な意味合いが強い。更に２種盛り（貝類とか軍艦巻き）もあって女性客などの要望に応えているのがわかる。

それなりの価格設定と新鮮度で客の舌を満足させられるかが広島県東端（魚食文化の発達した地）での生き残りの条件と言える。