寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島電鉄・草津駅に向かう旅人は喉がカラカラだった

2010年12月24日 | 
坂井屋の女性従業員に広島電鉄・草津駅の場所を聞いて笑われた。

「(金比羅)橋を渡って右に曲がり真っ直ぐ行けばありますよ」

私も少し恥ずかしかったが、簡潔な説明がとても有難かった。すぐに線路が視界に入った。喉はカラカラ、もう我慢の限界だった。駅の斜向かいに食堂らしき建物がある。

「自販機の麦茶じゃーあまりにも芸がない。あの食堂で一休みさせてもらおう」

体の欲求を優先し草津駅に行くのは後回しにした。

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広島市西区草津本町のかまぼこ屋・坂井屋

2010年12月24日 | 
草津本町のかまぼこ屋・坂井屋の販売コーナーから店の人を呼ぶ。返事は聞こえたが忙しいのか出て来る気配はない。私は細工かまぼこの見本写真に視線を移した。

細工かまぼこはかつて祝いの折り詰めには必ず入っていたものである。私の記憶では備後地方でその姿を見掛けなくなったのは昭和50年半ばあたりである。今でも作っている業者があったとは…。昔のことを懐かしく思い出したところに女性従業員(女将さんだろうか?)が現れた。

彼女は一見客に対して店の歴史が百年を超えることや80軒近くあったかまぼこ屋が今では数えるほどに減ってしまったことなどを丁寧に教えてくれた。商工センターへ出店する話もあったが丁重に断ったと歯切れよく語る点に老舗のプライドを見た。私は結局平天と角天の2種を手土産に買い求めた。

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