1月18日の産経新聞3面に掲載された菅改造内閣支持率の各社世論調査。産経・FNN28.3%、朝日26%、毎日29%、読売34%、共同通信32.2%と軒並み低い。産経は突き放した表現でこう締めくくっていた。
枝野官房長官は17日の記者会見で「国民の厳しい目は感じていた。改造を機に前に進むと感じてもらえるよう努力する。しっかりやれば受け止めてもらえる」と調査結果を前向きに受け止めたが、小幅にとどまった支持率上昇は、国民が政権自体に期待を失っている証左ともいえる。
閣僚の顔ぶれを見て私は「垢色が一向に薄まらん(笑)」と思った。そして内輪で闇鍋を囲み、主がおもむろにあやしげなつみれを投入する瞬間を思い浮かべた。実はただのつみれではなく河豚の肝が混ぜてある。
「どうぞ、どうぞ」と主は勧めるが、彼の性格を熟知した客はなかなか箸をつけようとはしない。気まずい雰囲気の中でテトロドトキシンがスープに溶けていく。三流ホラー映画の結末を脳内鑑賞して「桜が咲くまで持つかな」と呟いたのだった。
枝野官房長官は17日の記者会見で「国民の厳しい目は感じていた。改造を機に前に進むと感じてもらえるよう努力する。しっかりやれば受け止めてもらえる」と調査結果を前向きに受け止めたが、小幅にとどまった支持率上昇は、国民が政権自体に期待を失っている証左ともいえる。
閣僚の顔ぶれを見て私は「垢色が一向に薄まらん(笑)」と思った。そして内輪で闇鍋を囲み、主がおもむろにあやしげなつみれを投入する瞬間を思い浮かべた。実はただのつみれではなく河豚の肝が混ぜてある。
「どうぞ、どうぞ」と主は勧めるが、彼の性格を熟知した客はなかなか箸をつけようとはしない。気まずい雰囲気の中でテトロドトキシンがスープに溶けていく。三流ホラー映画の結末を脳内鑑賞して「桜が咲くまで持つかな」と呟いたのだった。
