情報伝達のスピードではインターネットの足元にも及ばない新聞。正確さと問題提起で生き残りは可能だという見方も強いが、部数は減り続けている。人口減少、生活様式の変化が主要因だが、「同じ会社の新聞を毎日読む意味などあまりない」という思いを抱く人間(私を含む)が増えている証拠でないだろうか。
最近の新聞の似たり寄ったりの論調に目を通して「大本営発表を丸々信じる人間はそうはおらんで」と思うのだ(笑)。タブーとされる「押し紙」問題は20時過ぎのコンビニに足を運べばよく理解できる。棚から下ろされて床へだらしなく並べられた大量の新聞を見た人は多いだろう。
私は一度コンビニの責任者に「あの新聞はどうするんですか」と尋ねたことがある。おっさんは意外そうな表情を浮かべ「ウチはかぶりませんよ。売れ残りはすべて販売所に引き取らせます」と言った。その店に朝置いてある部数から推測して約3分の1は廃棄処分になることを知ったのである。各社が電子版への移行を真剣に考えているのも頷けるのだ。
※画像は戦前の絵葉書(新聞にも輝かしい時代はあった)
最近の新聞の似たり寄ったりの論調に目を通して「大本営発表を丸々信じる人間はそうはおらんで」と思うのだ(笑)。タブーとされる「押し紙」問題は20時過ぎのコンビニに足を運べばよく理解できる。棚から下ろされて床へだらしなく並べられた大量の新聞を見た人は多いだろう。
私は一度コンビニの責任者に「あの新聞はどうするんですか」と尋ねたことがある。おっさんは意外そうな表情を浮かべ「ウチはかぶりませんよ。売れ残りはすべて販売所に引き取らせます」と言った。その店に朝置いてある部数から推測して約3分の1は廃棄処分になることを知ったのである。各社が電子版への移行を真剣に考えているのも頷けるのだ。
※画像は戦前の絵葉書(新聞にも輝かしい時代はあった)
