寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市の地吹荒神社前交差点から鷹取橋跡を辿る(前編)

2012年10月03日 | 郷土史
地吹荒神社交差点前から南方を望む。かつてこの道路の上には鷹取橋が架かっていた。大西結納のし店(地吹町8-1)は河川敷(左岸)で鷹取橋東詰が広瀬治療院(地吹町8-3)前と思われる。

芦田川改修前の地図(明治三十年測圖同四十三年第一回修正測圖大正五年製版・大日本帝國測量部)

芦田川改修前の地図(明治三十年測圖同四十三年第一回修正測圖大正五年製版・大日本帝國測量部)を見て欲しい。神島橋の下流で芦田川が2手に分かれている。左側が本流(水呑川)で右側が支流(鷹取川)、草戸村はまさに中洲であることが理解できよう。河川改修が行われて草戸村の下部約3分の1が水没した。

上の地図から鷹取橋周辺を拡大したもの

先の地図から鷹取橋周辺を拡大してみた(※青丸が現・地吹荒神社前交差点、赤線が鷹取橋)。鷹取橋の全長は55間(※1間は1.818m)ということから約100mである。鷹取橋西詰を井上タバコ店(草戸町2丁目2-7)手前とすれば距離はぴったり一致する。よって道路右手の喫茶アルコスと手打ちそば草戸庵(草戸2丁目1-19)は廃川地に建っている。

草戸2丁目のアルコス(喫茶)と草戸庵(手打ちそば)

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