寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

富久屋製菓(福山市伏見町4-16)

2013年10月29日 | 備後福山・記憶に残る店
ともちゃん食堂の前の路地を更に東へ進みNTTビルに突き当たる手前に一軒の和菓子屋がある。「富久屋本舗」という看板が目印。ここの女将さんは「かすり」の板前同様におもろい人だ。

『(アポ無し取材に)来たのがヤマネさんの方で良かったです』という彼女の暴露話に私は大笑いした。確かに妖怪もどきの相棒が食レポするよりはまだマシだ。正直店としては美女の小嶋沙耶香さんに来てもらいたかったであろう(他局だったかw)

最中

富久屋の看板商品が伏見最中。国の重要文化財である福山城の伏見櫓の瓦を形ちどった皮で適度に崩した粒あんを挟んでいる。

最中のあん

雨が続く(最中の大敵は湿気)場合は最中の製造を休むこともある。数に限りがあるので確実に入手したい人は電話予約が望ましい。城下町の人間の特権として伏見櫓を前にして良質のお茶と一緒に味わいたいものだ。

外装

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丼物の魅力

2013年10月29日 | 日記
専門課程へ進む(=100万都市広島を離れる)と娯楽が激減することは事前に分かっていたが、現地で味わう惨めさは半端ではなかった。特に冬の夜は…。信号機のほとんどない盆地での数少ない楽しみは食事と音楽だった。

飲食店の数が少ないため安い学生食堂が頼りだった。テニスコートの横のプレハブで私は昼食に丼物(親子丼)をよく食べていた。栄養価が高くて腹が膨れて持ち運びが楽というのが理由だった。そこで卵とじの虜になったと言ってもよかろう。

私が卵とじ丼の類を作り出すのはそれから10年以上経ってからである。餃子やカレーのように具材は何を入れてもいい。肉のかわりに油揚げや麩を用いてもそれなりに美味しい。要は丼つゆ(割下)の味が決まっていれば失敗はないのだ。丼に味噌汁と野菜の煮物つけると栄養のバランスは更によくなる。ちなみに昨日の晩飯は豚丼にした。

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