血抜きした鱧の子は予め霜降りにしておく。これを甘みの強い玉ねぎと煮汁で炊いて卵でとじ、ご飯の上にかける。鱧と玉ねぎの相性の良さを淡路の人間は経験的に知っているが、こちらの料理人はひどく無知である。
己の乏しい感性をオツムの弱い客に押しつけて高い金を取る。生幻想に勝手に酔いしれる癖は改めないと同類項の客しか集まらないであろう(笑)
過去に教わったことしかできぬ畜生面の料理人が他県から評価されないのも当然だ。田舎者の癖にプライドだけは高いが、全国を旅して優れた技法を学ぶことを怠り、捻りのない仕事に終始する。そこを東京の料理人が糞ミソに言う。
謙虚さを忘れて思考停止した四流板前を評価してくれるのは、いわくつきの黒い烏だけである。獣臭のする烏はほんとにうまかねえ(爆)