寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市東深津町・深津塩崎神社秋祭り(雨のため大名行列は中止)

2013年10月20日 | 日記
深津高地の頂からお囃子の音(テープ)を聞いた私は笠岡街道まで出た。午前中まで大雨が降ったので大名行列は中止になった。残念だが、来年まで待つとしよう。

御祝儀を受け取る祭りの役員

東深津町の秋祭りは活気がある。神輿を載せたトラックが3台出て町内を回り地域住民が御祝儀袋を持って次々と出て来る。包みを受け取った祭りの役員が即座にマイクで「○◇☆□さんより御祝儀をいただきましたー。ありがとうございまーす」と丁寧に礼を言う。この繰り返しがずっと続き大層賑やかだ。

鬼を怖がる子ども

御輿の前を歩く鬼を怖がるのは幼子も小犬も同じ。「えりゃー臆病な犬じゃのう」という眼鏡をかけた男の突込みに一同が大笑いした。貰った飴をなめながら小学生が鬼の後について行く。昭和40年代末、私の町内の祭もこんな感じだった。東深津町には今も伝統を大切にする人達が多く住んでいることを知りとても嬉しかった。

深津塩崎神社

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第5回片鉄ロマン街道ウォーキング大会(平成25年11月3日)

2013年10月20日 | 日記
片鉄ロマン街道とは片上鉄道の路線跡を平成15年(2003)6月に自転車道として復活させたものである。岡山県和気郡和気町のホームページの観光ガイドには廃線となった片上鉄道の歴史が載っている。

片上鉄道は、同和鉱業柵原鉱業所で掘られた硫化鉄鉱などの輸送のために、大正12年(1923年)に片山-和気間で一部開業し、その後、昭和6年(1931年)に片上-柵原間(33.8km)が全線開通しました。
片鉄の愛称で親しまれた鉄道は、吉井川に沿ってゆっくり走り、通勤通学の足としても利用され、かつての高瀬舟に代わる交通の主役でした。
しかし、鉱石輸送廃止後、片上鉄道は路線廃止への一路をたどり、平成3年(1991年)6月、長い鉄道の歴史に幕を下ろしました。

JR山陽本線・岡山駅から姫路方面行の普通電車に乗る人は和気駅に到着する直前、金剛川橋梁に「片鉄ロマン街道」と大文字で書かれているの目にしたことがあるはずだ。

11月3日のイベントは和気駅から路線跡を歩いて伊部駅にゴールするというもの。その頃には相当涼しくなっているだろうから和気駅前で自転車を借りて周辺をサイクリングしても楽しいと思う。 

片上ロマン街道ウォーキング大会の内容


片上ロマン街道

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JR福山駅南口の経時変化を記録する

2013年10月19日 | 日記
最初の写真は平成25年(2013)6月上旬の撮影。JR福山駅南口の商業施設拡張工事が始まる前である。

南口の工事

2枚目は7月上旬の撮影。拡張工事を進めるために(1枚目の写真中央辺りにあった)五浦釣人像が撤去され左端に移設(方角でいうと西へ約15m移動)された。

南口の工事2

3枚目は10月中旬の撮影。鉄筋が2階まで組み上げられて周りを白いシートで取り囲んでいるのが分かる。僅か4ヶ月間の動きである。経時変化を記録し後世に伝える上で写真ほど便利なものはない。

アイネスフクヤマ1階センタープラザ

本日午前中、福山市東桜町のアイネスフクヤマ1階センタープラザでは多くの親子連れが集まりおばけカボチャでランタンを作っていた(参加費500円)。このように駅前の一等地をもっともっとイベントで利用すればいいのだ。生粋の福山人が待ちから攻めの姿勢に転じれば中心部に新たな風が吹く。11月頭の3連休は見物だな。

おばけカボチャのランタン作り(参加費500円)

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1000人の金田一耕助 / 「巡・金田一耕助の小径」学会(岡山県倉敷市真備町)

2013年10月19日 | 日記
名探偵・金田一耕助の格好をしてJR清音駅(総社市)から横溝正史の疎開先・倉敷市真備町岡田まで歩くイベントは今年で5回目(11月23日)を迎える。私は一度このコースを時間をかけて歩き一膳飯屋疎開宅岡田大池などを訪れて真備町には他所にはない不思議な魅力があることを知った。

イベントが定着した理由は参加者が主役で地元住民が脇を固めて盛り上げるからだろう。参加者と地域住民が交流して町及び横溝作品の魅力を再発見するところに意味があるのだ。力まずに観光客や推理小説ファンに何度も足を運んでもらえる町を目指している点がいい。

コース

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イトーヨーカドーの愛犬用おせち

2013年10月18日 | 日記
イトーヨーカドーのおせちのカタログをめくっていて私は驚いた。何と17ページに愛犬との絆を深めるこだわりおせち料理が載っていたのである。愛犬だいすきお正月料理(愛犬専用)が税込みで1480円。ワンちゃんが5大栄養素をバランスよく摂取できるように芋きんとんやハンバーグなどを詰め合わせたものである。つくづくいい時代だと思いながら私はレンジで加熱したイリコをかじっていたのであった(笑)

愛犬用おせち

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笠岡市・大磯の観音堂(後編)

2013年10月17日 | 
江戸期、大磯川の左岸に代官所の御仕置場があった。ここで百姓一揆を企てた科で久兵衛と義兵衛の二人が(首謀者として)首を刎ねられた。明和九年(1772)六月のことである。義民の慰霊碑はその後富岡の観音堂に移されたという。

応神山から番町地区を望む

私は応神山登山道を少しだけ登り笠岡グランドホテルの辺りを眺めた。自分の立ち位置のすぐ下で罪人が冥土に送られていたと思うと背筋が寒くなった。義民の名は後々まで残るのに対して極悪人の名はいつの間にか忘れ去られる。それは備後福山でも同じであるが、私は後者も言い伝えていくべきだったと考える。そうすれば仕置人の評価もまるっきり変わっていたに違いない。

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朝鮮通信使再現行列(呉市・下蒲刈町合併10周年記念)

2013年10月17日 | 日記
安芸郡下蒲刈町が呉市と合併して10年になる。次の日曜日に下蒲刈島(呉市下蒲刈町)の朝鮮通信使再現行列を見に行く人は多いと思う。広島市内からは車で小一時間とアクセスがよいからである。広島バスセンターからバスに乗り下蒲刈中学校で下車してもほぼ同じ時間で行くことができる。

朝鮮通信使再現行列のコース

イベントでは再現衣装を身にまとった約250人の参加者が下蒲刈市民センターから下蒲刈中学校まで派手にパレードする。福島雁木の辺りから櫂伝馬を見られるのが嬉しい。私は近いうちに島で三汁十五菜の膳を食べようと思っている。

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瀬戸内の小魚の南蛮漬け(昔の作り方)

2013年10月17日 | 食文化
大正生まれの祖母は魚の行商をするおっさん(カブで得意先を毎日回っていた)からギギなどを買って七輪で焼いては三杯酢に漬け込んでいた(保存食として重宝していた)。頭と内臓を取らずに素焼きするのが昔の作り方である。

最近は頭をはねて油で揚げるのが主流だが、魚の持ち味を活かすという意味では素焼きの方が適していると思う。酢につけて2日後くらいが食べ頃だ。写真は備中名物のワチ。

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笠岡市・大磯の観音堂(中編)

2013年10月16日 | 
観音堂入口の少し上にネジ止めされた木製額には「西國三十三所靈場 第十八番 京都市中京区 開基聖徳太子 紫雲山六角堂頂法寺 御本尊座像 六臂如意観世音 …」と墨で書かれている。つまり六角堂という別名もあるのだ。

大磯の観音堂内部

私はたくさんのお供えの中に今流行りのキティちゃんのお守りを見つけて思わず笑ってしまった。お堂横を流れるのが大磯川だが、天領時代の濃い歴史を知らぬ者はただの排水溝だと思うだろう。

大磯の観音堂の横を流れる大磯川

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モスバーガーのとびきりハンバーグサンド「プレーン」

2013年10月16日 | 外食
小学生の頃、近所にモスバーガーがあるのはちょっとした自慢だった。当時田舎にモスバーガーはなかったのである。時々モスでテリヤキを食べるのが私のささやかな楽しみであった。

最近高級バーガーが出たと友人から話を聞きとびきりハンバーグサンド(プレーン)を食べてみた。一口目はタレが甘いように感じたが、不安はすぐに解消した。パテの上に置かれたオニオンスライスと下のマスタードの辛みによってちょうどいい塩梅になるのだ。驚くほどあっさりしたハンバーガーである。大人になっても私のモス好きは変わらない。

とびきりハンバーグサンド「プレーン」

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福山市東深津町・深津塩崎神社秋祭り・大名行列

2013年10月16日 | 郷土史
備後福山藩の干拓事業推進の結果、我々は広大な平地で便利な生活を享受しているのだ。聡明な福山人であれば水野宗休公が干拓事業成功を祈願した塩崎神社には何度も足を運んでいると思う。

しかし、この歴史的事実を知らない市民はかなり多いと私は睨む。深津高地周辺は今でも笠岡街道という重要な古道が残っており、塩崎神社の秋祭りでは町内を大名行列が練り歩く。地元の男性に話を伺ったところ、王子神社と塩崎神社ともう一つの神社に寄るということだった。最後の神社は宮ノ端(みやのはな)の深津八幡神社であろう。

今年はポスターまで作ってかなり力を入れたようだ。福山市と密接な関係にある岡山県西部(井原市や笠岡市)の人達にもぜひ見てもらいたい行列である。テレビ局の取材があるのかは聞いていないが、山陽放送辺りには来てほしいものだ。歴史好きの若者は要チェックだよ!

※2枚目の写真…商業施設の進出が目まぐるしい国道2号線沿いから王子山(王子神社が鎮座する)を望む。

王子山

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名古屋開府三百年祭紀念エハガキ・パート2(槍持奴)

2013年10月15日 | 日記
私が所有する四枚のうちの一枚(前回紹介したのは尾張三傑)。明治四十三年(1910)の発行と思われる。大名行列で毛槍を担ぐ奴の姿がユーモラスに描かれており大変気に入っている。奴振りは大名家の威光を示すための重要なパフォーマンスであったのだろう。徳川御三家の筆頭格である尾張家のシンボル・名古屋城の鯱(シャチコホ)の紀念スタンプがシブい。

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バナメイエビと日本人

2013年10月15日 | 食材
日本人のエビ好きは相当なもので国内産だけで需要を満たすことは到底無理である。故に我が国は東南アジアから大量のエビを輸入して市場に供給している。輸入海老で重要な地位を占めるのがバナメイエビだ。

ブラックタイガーよりは小ぶりだが、味がそこそこ良くて安価なので根強い人気がある。回転寿司の100円皿のエビは大抵これを使っている。私は塩茹でにしたり煮付けたりして酒のアテにすることが多い。サラダに盛り込んだのも結構好きだ。

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笠岡市・大磯の観音堂(前編)

2013年10月15日 | 
自転車屋「ちろりんむら」を過ぎて80mほど進んだ左手に小さなお堂がある。地元では観音堂と呼ばれているようだ。

大磯の観音堂

応神山登山道入り口

所在地は笠岡市笠岡字大磯284-4の東隣だが、初めての人は見落とす可能性が高い。目印はガードレールに取り付けられた「応神山登山道」の表示である。観音堂はJR山陽本線・大磯三踏切のすぐ北側に位置している。

大磯三踏切

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