めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

ほうれん草のお粥

2007-02-20 | 薬膳&食療(野菜)
食べ過ぎてしまったしまった後のお約束?

と言うか、お決まりの流れがあって、私の友人は下痢気味になるそうだが、私は便秘になってしまう。

なんだか胃腸全体にストライキされているような感じがする。
普段からちょっとした事で気滞状態になりやすいからなあ

昨日はバナナを食べてみたけど、まだ力不足なようなので、ちょうど本にも紹介されているほうれん草のお粥を作ってみることにした。

《ほうれん草のお粥》 ほうれん草250g 米100g

つくり方:ほうれん草は下茹でして食べやすい大きさにきっておく→米を洗い、水適量を入れて中火にかける→水が沸いてきたら弱火に→ほうれん草を入れてそのまま煮る

効能:養血、潤燥→→ 血を養って、潤す
注意:便が普段から緩めの人や、下痢している人は食べちゃダメです。

ほうれん草は貧血に良いというけど、西洋医で言う貧血の人だけに限らず、中医で言う血虚の人全般にいいみたい。

血虚になると、肌がカサカサになったり、髪や爪にもツヤがなったりと乾燥状態になってしまう。そして腸壁の潤いもなくなり便秘しやすくなる。

これはそんな人にぴったりだけど、私のように気滞気味の便秘でも、長期になると熱がたまって乾燥しやすいし、潤す事は流れを良くする助けになるので良いのではないか?と思ったのです

それに女性は血は不足しやすく気は相対的に余りがちになる。

気が余りやすいからイライラしたり感情面での問題も起こりやすいのだ。

これを聞いてからは、感情のコントロール面で自分だけを責めることがなくなり、とても楽になった

便秘になると、気滞がますますひどくなってしまうから、便秘もひどくなってしまう。なので早めに対処しないと!!

私はシャキッとしたほうれん草のおひたしよりも、くたくたに煮てある方が好きなのでこのお粥はとても美味しくいただきました

さあ~次は体操体操
コメント
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