めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

美味しいリンゴが食べたい

2007-11-02 | Weblog
リンゴの美味しい季節になってきましたね

果物大好きな私はもちろんリンゴも大好きで、朝からシャクシャクと食べて心地よい酸味で身体をスッキリと目覚めさせます。

ところが、、、、

どうしたんですか?最近のリンゴ、なんだかおかしい!

甘い。あまい。とにかくひたすら甘い シロップ漬けの果物か?と思うくらい甘いだけで香りが負けています。酸味も嫌われるのか?たいていの品種が甘みがメインとなっています。

しかも大きい! ずいぶん前に始めて「新高」と言う品種の梨を見たときにその大きさに驚きましたが、最近は大きい果物が増えてきて「新高」も目立たなくなっています。

そういえば梨も柿もやたらと甘いものばかり。糖度が高ければそれでいいの?


昨夜も食後にリンゴを剥いて食べたのですが、甘すぎて気持ち悪くなりました


中国に留学中もよくリンゴを食べていましたが、小さくて形は悪くて不ぞろいだけど酸味と甘みのバランスが良く香りも強くてとっても美味しかった

私がよく食べていたのは“ジョナゴールド”と“国光”で、どちらも程よい酸味があり最高に美味しいのです。日本にも“ジョナゴールド”は売っていますが、収穫時期が早すぎるのか?独特の食感も酸味も香りもありません。そして気になるのは「あ、未熟だな」と言う渋みと歯切れの悪い食感。

多分熟し始めると傷つきやすい&傷みやすい品種だからだと思います。


そして日本ではもう幻と呼べる“国光”

始め日本では“国光”と“紅玉”が主流だったそうですが、輸入のバナナやみかん等の甘い果物に人気が出て以降酸味の強いリンゴは人気が無くなり

“国光”דデリシャス”と言う風に品種を掛け合わせて→“フジ”が出来たそうです。そして次々にフジを栽培するようになっていったそうな。

今ではどんどん甘さを追及して交配が続けられているようですね。

“紅玉”はお菓子用の需要があり今でも少し生産されているようですが、“国光”は、、、、


“紅玉”は果肉がもろくて食感がイマイチで加熱してもすぐ煮崩れてしまいますが,“国光”は加熱してもシャッキリなのでむしろコチラの方がお菓子に向いていると思うのですが、好みの問題もありますからね(しかも私は少数派


私が一番大好きな品種は“ジョナゴールド”で、比較的手に入りやすいと言うのに状態が悪いなんて

あの酸味と甘みのバランス、食感、香りどれをとっても最高なのにな~


本当に残念です

コメント
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