めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

まあるいお餅

2007-11-21 | Weblog
お餅が恋しい季節になってきましたね~

週末のお昼は残りご飯で一品、無いときは麺類する事が多いのですが、最近お餅を食べる事が多いです。

具沢山のスープを仕込んでおいて、お餅を焼いて入れるのです。表面のカリッとしたところと中のとろんっとしたところ、どちらも楽しめて


今年はパルシステムのカタログで“丸もち”を発見した大黒柱サマが異様に興奮して「これ食べたい!買おう!」とおっしゃるので購入してみました。

西の方では餅は丸いそうです。


このお餅 ふーどの白丸もち は有機栽培されたもち米で作られていて、品種は餅に仕立てるときめ細かく食感が良い「でわのもち」だそうです。


ただ“形が丸い”という事だけで興奮した大黒柱サマのいうままに購入したわけでもないのですが、予想以上の美味しさにまたまた大興奮

香ばしい(からゼッタイ焼くべし!)、のびが良い、弾力がある、もち米の味が美味しい


きっと第三者が見たら「うるさいよ!」って言いそうなほど絶賛しながら食べています。

お正月はこのお餅に決定  今からお雑煮が楽しみ~

 詳しくはコチラ→生協の宅配パルシステム


さてさて、私の場合冬になると食べたくなるもち米ですが、皆様はどうでしょう?

もち米は普段食べているお米が平性(寒熱の偏りが無い)であるのに対して温性です。気を補い脾胃を温める作用があるので虚弱体質で冷えるとすぐ下痢する人、疲れやすくて暑くも無いのに汗をかいたり、妊婦さんで疲れ易くてお腹や腰が張って下垂感がある人、動いた後は息が短くだるくなる

なんて人にはピッタリな食材なのです。

母乳の出をよくする効果もあるので、産後体力の回復が遅く、だるくて乳房の張りも無く母乳の出が悪い人にはオススメです。(乳房が張って痛い人は物はあるけどつまっているだけなので効果なし)

ただ消化があまりよくないので、食べすぎには注意することと、よくかんで食べましょう。

特にお餅は噛む回数が少なくなりがち。日本では「お餅は消化がよくて腹持ちがよい」なんて言われますが、これって矛盾しているような???

消化がよい=腹持ちが良い  ですか? 


中国では「餅(もち米)は消化がよくないので食べ過ぎないように!」と誰もが口をそろえて言います。

その為か?お餅やそのまま蒸して食べるよりはお粥として食べられる事が多いような気がします。

お粥と言えば、我が家では鍋の後の雑炊にも餅は欠かせません。ひと口大に切ってご飯と共にぐつぐつやってとろけたところをいただきます。

お茶漬け感覚で“サラサラ”な雑炊を食べる人には好まれないかもしれませんが、“とろーりもっちり”が好きな方は是非お試し下さい


最後に注意ですが、温性なので熱性の病気中(“おでき”ができて化膿したり、咽がはれたり、風邪等で熱があったり、、、)はなるべく控えましょう。


今週も注文できるのでお正月前にもう一度注文しちゃおうかな~



コメント
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