めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

豚のモツ煮

2007-11-03 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
昨日は少し肌寒い1日でした。

おかげで姫が私の肉座布団を求めて近づいてくるので、隙を見せない様に必死でした。湯たんぽも用意しているのですが、やはり「温かさ+ぷにぷにの太もも」の方が魅力的なようで

春先に体調を崩し運動をしなくなってから→“夏バテ”へと続いたので身体はすっかりたるんでしまい、ジーンズが入りません

来年の初夏にはジーンズが入るようにしたいなぁ



寒く感じるようになってから「モツ煮」が作りたいなと思っていたのですが、あまり良い状態のモツが見つからなかったのでずっと実現せず。

昨日パンを買うために出かけたついでに駅ビルの地下の食料品売り場にフラ~っと立ち寄り、何気なくお肉屋さんを覘くと豚の白モツ発見!

さすがお肉屋さん!新鮮で形もしっかりして大き目の塊になっているので、もう迷わず買いました。

家に帰って早速圧力鍋で煮込みます。

新鮮だからか?臭みはほとんどなし。デモ一応生姜を一かけ入れて、モツだけをシュッシュッと一煮込み。アクと脂を簡単に取り除き、あとはゴボウ、大根、葱(白い部分)、白菜、木綿豆腐を入れて味噌を入れてぐつぐつ

仕上げに葱の青い部分をみじん切りにしたものを加えて味を調えて完成

ゴボウが甘く感じて美味しかった~


モツ煮は牛スジやその他の内臓ほど頻繁に食べませんが、たま~に作りたくなります。そう、「食べたい!」って言うよりは「作りたい!」って感じ。

そんなモツ。皆さんご存知かと思いますが、豚さんの腸でございます。

“肝には肝臓を”“心には心臓を”って流れから考えると“腸には腸を”でしょうか? 食材辞典を開いてみると、、、


豚腸味甘、性寒、無毒。腎を補い膀胱及び腸の機能の虚弱を治す。熱性の腸出血の人は食べるべし!腸を潤し乾燥を治す。


となっています。

内部の痔の人用の薬膳メニューに“もち米の豚腸詰(生薬ともち米入り)”なんてモノもあったりして

日本では食べやすく切ったものが売られていますが、中国では長~いままだら~んと無造作に置かれて売ってあるので、かなりリアル

ヤギの貧血顔(血はぬいてあるので、、)生首とか見てもマッタク食欲が落ちない私ですが、さすがに取り出したまま?って感じの長~い腸が清潔感を感じない(←これが一番問題か?)台の上に無造作に置いてあると、、、

日本でも簡単に手に入るしって事で中国では1回も買うこと&食べる事はありませんでした。



腸の弱い大黒柱サマにはピッタリのメニューでしたわ

と言うわけで、残りのモツ煮は彼に食べてもらいましょう~

コメント
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