めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

美味しい卵で嬉しさいっぱい

2007-11-24 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
今日は卵をどう調理しようかな


これを考えるのが楽しみになったのも、パルシステムで産直たまご(白色)を購入するようになってからです。


それまでは好きでも嫌いでもなく、義務感?イヤ、お手軽感から使っていて、時期によって白身のどろんっとした食感がイヤになったり、黄身の生臭さが嫌いになったりしていました。

卵かけご飯大・大・だーいすきな大黒柱サマがこの産直卵を大絶賛!するので、試しにゆで卵を作って何もつけずにそのまま食べてみたら


お・お・おいしいっっ これが卵の味 生臭さが一切無いよっ


オドロキでした。それからは温泉卵も半熟卵も大好きになり、もともと大好きだった茶碗蒸しがもっと好きになりました。

卵自体の味が美味しくて濃いのでシンプルな調理法が


生みの親は太陽の光や自然の風が入る鶏舎で育てられ、餌も全産地で収穫後に農薬を使用せず、非遺伝子組み換えのコーンを厳選しているとの事。

輸送も低温輸送で行われているようですが、宅配なので冷蔵状態で自宅まで届くので品質の劣化も少ないです。

容器は翌週回収してもらえてリサイクルされるのも

  パルシステムについて詳しくはコチラ→生協の宅配パルシステム


美味しいくってそれだけで嬉しくなる卵ですが、鶏卵そのものは昔から薬としても使われています。

中国の食材辞典によりますと

鶏卵:味甘、性平、無毒。熱をとり精神を安定させる。胎児を安定させる、下痢を止める。食べすぎは気の乱れを引き起こすので普段から“胸のつかえ”や“胃もたれ”がある人は注意(たまに一日2~3個食べる程度なら問題ないと思います)


となっていて、生薬と合わせた治療法が沢山紹介されています。日本の「たまご酒」を思い出しちゃいました。

卵黄と卵白に分けても紹介してあり、大きな違いは卵黄が温性で卵白が寒性であることです。二つ合わせてそれぞれ温と寒が打ち消しあって平性になっているのですね。



卵といえば気になるのがコレステロール。血中のコレステロール値が高い人でも1日1個まではOKとの事ですのでよっぽど食べ過ぎない限り問題ないと思われますけど、、、

実はコレステロールは体内で合成される方がはるかに量が多く、摂取量が少なくなるとどんどん頑張って合成しちゃうんです。

だから「コレステロールはほとんど摂取していないはずなのに、普段から多く摂取している人(や時)よりも血中値が高い」なんて事にもなりかねないのです。(代謝等個人の体質の差にもよる)

ガマンして節制している人にとってはかなり皮肉な話


悪者扱いされるコレステロールですが、細胞膜や各種ホルモンの重要な材料であるので、健康だけでなく美容に関心のある人も是非見直してくださいね。

大豆のイソフラボンパワーも、ホルモンの材料が無ければ意味ナシですよ

そんなワケで私は一般的にコレステロールが高いと敵視されている食品を食べる時は“コレステロール万歳”と思って食べています。

どうせ食べるなら美味しく食べて心も潤いたいですからね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする