澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

原と麻生のバカ殿ジャパン

2008年12月16日 13時05分48秒 | Weblog
昨日、WBCのチーム・メンバーが発表になり、「侍ジャパン」の原辰徳・監督のインタビューを聞いた。相変わらずの「言語明瞭、意味不明」で、何を言いたいのかさっぱり分からない。

本当に能力のある人は、難しいことを易しくいうのだが、その逆は「簡単なことを難しく表現しようとする」そうだ。先日、久米宏が「原監督はますます長嶋さんに似てきましたね」と嫌味たっぷりに言っていた。
久米の揶揄に賛同するのもシャクだが、この発言は的はずれではない。原辰徳の発言を注意深く聞いていると、文を区切らず、接続してだらだら喋るので、終いには何が主語だったか分からなくなってしまう。J・リーガーにもよくいるのだが、「…ですし~、……ですし~」というしゃべり方だ。それとともに、「優勝というものに対して、私の中では本当に真剣に戦っていきたいと思う」というような表現も多い。「優勝を目指して本気で戦いたい」とは言わないのだ。

麻生首相も同様の傾向だ。「不況対策というものに対しましては」「基本的に私の中では…」といった、無駄な言葉がやたらと多い。基本的単語を忘れることも多く、開き直ったぞんざいな言い方が、聞き手の気に障るのだ。優秀な官僚が作った想定問答集という模範回答があるのに、あんなしゃべり方しかできないと言うのはちょっと信じがたいことだ。

野球監督も政治家も言葉がすべて。活字にしたら意味不明のような言葉を話す原も麻生も、国やチームを預かる”器”などでは到底あり得ない。
「侍ジャパン」などと暢気に言っているが、試合前からもう負けたも同然だ。
舛添要一は、かつて麻生と細川を「バカ殿」と呼んだ。「学習院や成蹊を出た人じゃ、この国は任せられない」とも放言している。

こんな原辰徳や麻生太郎に、夢を託さざるを得ないこの国は、まさに「バカ殿ジャパン」ではないか。