養護学校が最近「特別支援学校」と看板替えしているが、知人から気になることを聞いた。
知人によると、養護学校の教員は、養護学校手当があるため、ふつうの教員より1割も給料が高いのだそうだ。その手当は、退職時にも加算されるので、養護学校の一般教員の退職金は、都道府県庁の課長職よりもはるかに高くなるのだそうだ。
公務員の諸手当見直しが進む中、この養護手当は手つかずのようなのだ。福祉関係の施設・寄宿舎などで、養護学校の教員と同じような仕事をする「指導員」という職があるが、この指導員は一般行政職と同じ給料なのだ。ということは、養護学校の教員給与は、この指導員より20%も高いことになる。退職時に限っても、おそらく500万円以上の差があるのではないかと思われる。
文部科学省の管轄下の養護学校であれば手厚く保護され、厚生労働省傘下の福祉施設では安月給で、「民営化」の恫喝におびえながら仕事をする、この両者の違いはおかしいではないか?
「特別支援学校法」等の教育法の網をはずして、養護学校と福祉施設の一体化を図るべきなのではないか。これによって「教育」という大義名分に隠れた、養護学校の甘さが明るみに出て、結果的にはいい方向にむかうのではないか?
養護学校の生徒一人あたりの経費は、年間1300万円以上に及ぶのは知られているのだろうか? リストラ、財政難であえぐなか、こういう「聖域」にも手を付けるべきだと思うが、誰も火中の栗を拾おうとはしないのだ。
知人によると、養護学校の教員は、養護学校手当があるため、ふつうの教員より1割も給料が高いのだそうだ。その手当は、退職時にも加算されるので、養護学校の一般教員の退職金は、都道府県庁の課長職よりもはるかに高くなるのだそうだ。
公務員の諸手当見直しが進む中、この養護手当は手つかずのようなのだ。福祉関係の施設・寄宿舎などで、養護学校の教員と同じような仕事をする「指導員」という職があるが、この指導員は一般行政職と同じ給料なのだ。ということは、養護学校の教員給与は、この指導員より20%も高いことになる。退職時に限っても、おそらく500万円以上の差があるのではないかと思われる。
文部科学省の管轄下の養護学校であれば手厚く保護され、厚生労働省傘下の福祉施設では安月給で、「民営化」の恫喝におびえながら仕事をする、この両者の違いはおかしいではないか?
「特別支援学校法」等の教育法の網をはずして、養護学校と福祉施設の一体化を図るべきなのではないか。これによって「教育」という大義名分に隠れた、養護学校の甘さが明るみに出て、結果的にはいい方向にむかうのではないか?
養護学校の生徒一人あたりの経費は、年間1300万円以上に及ぶのは知られているのだろうか? リストラ、財政難であえぐなか、こういう「聖域」にも手を付けるべきだと思うが、誰も火中の栗を拾おうとはしないのだ。