ようやく春らしい天気に、朝から悠くんと庭で土いじりを楽しんだ。
キバナアマナやスイセンがようやく咲いた。
思いついて多分咲来始めただろうミズバショウを見に行くことにした。
猪苗代方面へ向かったが、庭で遊んで疲れたのか、眠くなり始めた悠くん、先ず猪苗代湖畔の中華料理店・西湖へ直行した。
好きなラーメンを食べさせたかったが、いつも少食な悠くん、案の定、スープはのむが麺は少々・・・。
西湖前の湖畔にはオナガガモが未だ結構な数残っていた。岸から離れユリカモメが集まり浮かんでいた。
ユリカモメは岸から離れて群をつくり漂っていたが、頭が黒褐色の夏羽の個体と、真っ白な冬羽のままの個体が観られた。
【まだ冬羽】 【中間】 【夏羽】
その中に、北へ帰らないコハクチョウが1頭いた。近づくと何とも悲しい鳴き声を繰り返した。羽でも傷めたのだろうか。
また、一回り大きいカモメが数羽浮かんでいた。くちばしは真っ黒で、茶っぽい羽毛はセグロカモメの幼鳥かと思われた。
オオセグロカモメかも知れないが、幼鳥は判別が難しい。成鳥の羽根になるには4年ほどかかるらしい。
カモメは普通、海や河口付近が相場だが、厳寒期に内陸部の淡水域に入る個体もいるらしい。鳥も、幼鳥や成鳥、夏羽・冬羽もあり、判別しにくい。
セグロカモメ?
ユリカモメ
目的地の湿原にミズバショウは咲いていた。群生とは行かないがさわやかな春の花だ。
他にはフキノトウが満開だ。ばーちゃんと悠くんは開きの遅い株を一つかみ採っていた。
トンボ池は、この時期としては池の水位が低かった。アオサギは用心深い、遠くても舞い上がり旋回して飛び去った 。
強清水までの旧街道を進むと、途中、倒木もあり未だ雪で道路がふさがれていた。
八田野から、飯豊連峰、磐梯を望んだ。
虚無僧像はまだはっきりしない。
(2014.4.9)