一月ほど前、大熊中学校の卒業式への招待状が届いた。町内会を代表して臨席し門出を祝いたいと思っている。
招待状が届き、中学校の近くにいながら意識も薄く、生徒さんたちともほとんど関わりも持たずにいたことを反省している。
ふるさとを追われ、季候も文化も違う会津若松での学校生活を送っている大熊中の生徒たちが浮かんできた。
また、これまで、見ず知らずの土地での学校再編の労苦は如何ばかりであったろうか。
ようやく落ち着いた学校生活を過ごしている生徒と教師、保護者や教育関係の方々には頭が下がる思いだ。
これから中学校に隣接する町内会として何かできることがあればと、関わりを考えたいと思っている。
あの忌まわしい震災から4年、小学生だった卒業生には、ふるさとを離れ、数々の辛い思い出が蘇ることだろう。
でも、卒業生には辛かったこの歳月を記憶に留め、それらを明日の糧として頑張って欲しいと蔭ながら応援したい気持ちで一杯だ。
卒業式は今週13日、隣接する会津大短大体育館で行われる。
【校舎の写真 ・・・いずれも.大熊中学校ブログ大熊町立大熊中学校(H24~26) 花は、咲く より】
プレハブの校舎 登校時、先生方が雪かき
隣は短大の校舎 確かここに養蚕試験場があった。銀杏を穫りに行ったことがあった。ある秋の日に。