町内のwさんが亡くなった。季節の変わり目に何人もの身近な知己が逝ってしまった。
葬儀の朝、吹雪の中を帰宅した。町内の数人と夕食お使いに招かれ故人を偲んだ。
お彼岸中も、天気が猫の目のように変わった。恒例の彼岸獅子は見なかったが、両親のお墓参り、雪の消えた墓地の暮れに雪で倒れた松の大木の様子を見てきた。
お隣のH家の墓石に枝かかかり、倒れていた。大事だ。樹齢数百年はあるだろう、素人には負えない業者に頼むしかないだろう。
暮れには近づけなかった
午後は柳津の伯父、伯母へも線香を上げてきた。いつもの園芸店はすっかり春、きれいに咲く何鉢かを求め持参した。
柳津は豪雪地帯だ。未だ背丈以上の積雪に驚いた。
又、珍しい山の幸をいただき、おいしい晩酌の友となった。
好物の煮物 :ウド、こんにゃく、大根、鶏肉、ニシン フキ味噌、アサズキ、煮物で一杯
ついでに柳津西山温泉に浸かってきた。
夕闇迫る雪の露天風呂を満喫した。源泉の70度の熱湯が湯船にそそいでいた。
何かと気忙しい塵芥を離れての、しばしの贅沢を味わうことができた。
何度かの春の雪に埋もれていた市道の路傍にセイヨウタンポポのつぼみを見つけた。
つぼみに近い部分には白い糸状の毛が見えた。 通りを挟んだ自称トウホクタンポポとは様子が違う。今年はこの雑種について少し詳しく調べてみたいと思っている。
セイヨウタンポポ 雑種
ようやく雪の消えた庭には、福寿草が一輪咲いていた。福寿草は地質を選ぶのか何年にもなるがなかなか殖えない。
隣のミスミソウのつぼみがたくさん。美しい紫色の花を咲かせるのもじきだ。
今日は快晴、10℃近くまで上がるらしい。そろそろ越冬したテング、ヒオドシ、キタテハにでも再会出来るかも知れない。里山を巡ってみるか・・・。